定期預金,解約,ペナルティ
(写真=PIXTA)

そもそも定期預金とは、普通預金と比べて、利息が大きいのが特徴だ。というのも定期預金で預けられたお金は、銀行によって貸し出されるためにも扱われるため、一定期間引き出すことはできないのである。

利息もいいし、とりあえず定期預金を始めるという人も増えている。だが、この定期預金には多くの注意点がある。今回は、そんな定期預金の見直し、解約についてまでのポイントを3つ触れていこう。


定期預金の見直しポイント

多くの人が、定期預金を始めようと思った時、何も知識がない状態で始めてしまうと、大きく損をする形になってしまうのがこの定期預金の落とし穴とも言える部分だ。

特に重要になるのは金利の問題であり、銀行ごとに得られる金利の差が異なることを知っておくかどうかが鍵となる。いつも利用している銀行だからといって、簡単に決めてしまうと大きな誤算を生み出す事となってしまう場合がある。

先ほど触れた金利の問題についても触れていこう。まず重要になるのは、銀行ごとの定期預金による金利の高さの比較を行うことだ。これをしっかりすることで、少しでも多くお金を増やす近道になる。わかり易い例として、有名銀行と金利の高い銀行で比較を行ってみるとわかりやすいだろう。

最大手の銀行である東京三菱UFJ銀行 <8306> のスーパー定期と呼ばれる定期預金による金利は、1ヶ月で300万円未満の場合、0.01%となっている。続いて、金利の高いことで知られるオリックス銀行 <8591> での定期預金の金利は、同じ条件で0.2%となっている。20倍近くの差が開いているのが、結果から見て明らかだ。

要するに、口座を持っている、最もよく使っているという理由だけで決めてしまうだけで、知らぬ間に大きな損をしていることにほかならない。こういった金利の高い銀行をしっかりと調べた上で、定期預金を行う必要がある。

定期預金を解約する前に知っておきたいリスク

先ほど触れた見直しに関するポイントである金利の比較を定期預金開始後に気づき、今からでも解約して別の銀行で再度定期預金を始めたいという人が少なからずいるだろう。また、急にお金が必要になって預金した分を回収したいという人も少なく無いだろう。そういったケースに陥った場合に注意する必要があるのは、解約のリスクだ。

中には中途解約ができない銀行もあるが、ほとんどの銀行は中途解約できる。だが、それなりのリスクは覚悟しなければいけないだろう。

中途解約では、もちろん記載されているような金利の適用はされなくなっている。このようなケースの場合は中途解約利率というものが適用されることになる。この中途解約利率というものは、通常の金利よりも低く設定され、普通預金の利率よりも、中にはほぼ0近く定められているところもあるようだ。

自分の定期預金の満期をしっかり把握し、それまでは出来る限り触らないというのが基本的な利用方法となるだろう。特にお金の出し入れが激しい人には、あまり向かない預金方法でもあるようだ。

知らないと損!定期預金の解約ノウハウ

定期預金を中途解約するのは、できるかぎり避けたほうがいい方法であることは間違いありません。中には想定外の出費を追うことになるケースもなくはない。なら解約はしてはいけないのかというと、そんなことはない。できるだけリスクを追わないようにするコツは存在する。そのあたりについて解説しよう。

まず、車の購入や住宅のローンなどでいきなりお金が必要になるケースが考えられる場合、2つの方法がある。

1つはそもそも定期預金にせず、普通預金を選ぶ。これは最も無難な考え方だが、定期預金では、資金を出し入れするのは、容易ではない。先述でもあるように、中途解約を挟む事態になればある程度のペナルティを覚悟しなければいけない。そういう自体を避けるという意味での措置だ。

もう1つは、定期預金をするという方針は変えない。その代わり、中途解約のリスクを踏まえ、ある程度区切って定期預金を行う方法だ。例えば、500万円の定期預金を行う場合、300万円、100万円、100万円というように分けて定期預金を行う方法だ。こうしておくことで、中途解約の際のリスクも多少軽減できる上、解約していないものに関しては、通常の金利でお金を受け取ることができる。

もちろん、人生は何があるかわからないので、柔軟な対応を取ることができるように前もって分けておくのも考えとしてはいいだろう。この際、気をつける点は、一気に定期預金を行った時と金利の差が発生するケースもあるので、その点に関しては一考する必要がありそうだ。

定期預金を始める前に情報収集を

定期預金をするのであれば、なんとなくではなく、ある程度の知識と情報を得た後に行うことが重要になる。自分の生活状況を見なおして、お金の出し入れが激しいのか、一定の期間預けておいて問題ないのかという定期預金をするのに見合っているのかということを改めて確認する必要がある。

可能である限り、中途解約をすることなく、お金を手に入れることができるようにしておきたい。万が一の状況にも対応できるように、定期預金は計画的に行う必要があるだろう。