結婚相手を選ぶ上で収入は重要だ。女性が結婚相手に求める年収は500万円以上が最多であることが、不動産サービスのマンションマーケットの調査で分かった。
また大多数がマイホーム購入、しかもマンションの購入を希望したいことも判明している。
調査は2016年11月上旬、同社運営サイトで20代〜40代の未婚女性に対し、「結婚相手に求める年収とマイホームの購入」というテーマで行われた。全体の結果を見ると、年収を500万円以上求める割合が21.9%と最多だった。
女性の年収別、結婚相手に求める年収は?
500万円以上に続くのが600万円以上で17.8%。400万円以上が12.6%と続いた。一方で1000万円以上が12.1%おり、高所得であることを条件に挙げる女性も少なくないことも分かる。
特徴的な結果となったのが、女性の年収別における結婚相手に求める年収だ。年収が400万円未満の女性の場合、結婚相手には500万円以上の年収を求める割合が最多だった。一方で400万円以上になると、結婚相手には600万円以上を求めだし、その後は相関的に年収が増えていく結果となった。女性は少なくとも男性のほうが多く稼げることを望んでいるということだ。
女性よりも男性の方が年収は多いほうがいいと考える理由には2つの要因がある。1つ目が結婚後に女性は家事をして、男性に仕事に出てもらうというイメージがあるからだろう。女性の社会進出は大事なことだが、女性だけが出産できる事実は変わらない。こうなると産休時や育休時に十分な生活費を稼いでもらう必要がある。
もう1つが男性に求めるステータスである。単に収入が少ないことが嫌だという理由であり、高収入じゃなきゃ結婚したくないという考え方である。非常に単純な理由ではあるが、女性にとっては大きなファクターであることは理解しておくべきだ。