昨年に北海道を襲った台風の影響でジャガイモの収穫高が減ったことを受け、カルビーが一部商品の販売を中止および休止することを10日発表した。また湖池屋も同様に複数の商品の販売終了を決定している。

ヤフーオークションなどではネット状で人気の高い「ピザポテト」などの商品は10袋で2000円以上など、通常よりも高値をつけている。ポテトチップスとあわせて数千件も出品されている状況だ。

また両社の株価も影響を受けている。11日のカルビーの株価は一時3700円台を割り込み、その後は多少値を戻したものの、3800円代に回復することはなく、3760円で取引を終えている。その後、3800円台を回復、13日は3800円で取引を終えた。湖池屋も11日、12日の初値で4200円代を割り込んだ。同社は先週水曜日からの1週間で600円以上値を落としたが、13日は回復し4380円で取引を終えた。

販売を休止する商品だけでなく終える商品も

カルビー,湖池屋
(画像=ヤフオク!Webサイトより)

カルビーが販売を終了するのは、ポテトチップスの「ホットチリ」味や「梅」味などのほか、地域限定の「博多めんたいこ」味など18種類で、15日から販売を中止する。また22日からは「ピザポテト」や、通常商品より内容量の多い「ポテトチップスBIGBAG うすしお味」や「ポテトチップスLサイズBAG コンソメパンチ」など15種類の出荷を一時休止とする予定だ。

カルビーは販売終了、休止の原因について、台風の影響による馬鈴薯の不足によると説明している。昨年の11月に日本に上陸した台風第10号は、十勝平野など国産ジャガイモの一一大産地に甚大な被害を与えた。水没した畑でジャガイモが土の中で腐るなどしたことで、ジャガイモの収穫量は減少、一時は卸値で前年比60%増となるなど高値が続いていた。 ジャガイモは国内の他地域でも生産しているが、北海道農政事務所によれば、北海道産が8割を占めているという。不作を受けて、通常ならば5月まで、残る備蓄が今月中旬にも無くなる見通しだ。

カルビーではアメリカ産など輸入品を増やすことで対策を図っていたものの、品質を確保するための原材料の確保が困難だったため一部主賓の販売中止との決断に至ったという。「うすしお」味や「コンソメパンチ」味などの通常サイズの人気商品については販売を継続する。

またカルビーと同様に北海道産のジャガイモを使用している湖池屋も3月25日で「Mサイズ ポテトチップス リッチコンソメ」「頑固あげポテト のり塩」などの販売を終了(終売)。Webメディアねとらぼが報じたところでは、「ポテトチップスのり醤油味」、「わさムーチョチップス 肉わさび味」なども販売を休止。同社は生産ラインを絞ることで、「カラムーチョ」などの定番商品の供給を優先したい考えだ。(ZUU online編集部)

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