アジア・オリンピック評議会が2022年に中国で開催する夏季アジア大会において、コンピューターゲームを競う「e(イー)スポーツ」を正式競技として採用すると発表。18年のインドネシア大会でも公開競技として実施される予定であり、カプコン <9697> やモブキャスト <3664> などが関連銘柄として関心を集めそうだ。
イースポーツは、対戦型のコンピューターゲームで得点などを競い、スポーツ競技として優劣を決めるもの。国内ではまだ一般に浸透していないものの、海外ではプロのプレーヤーもいるほど人気がある。カプコンは昨年5月に対戦型の「ストリートファイター」でイースポーツの大会を開催するなど普及に注力している。サイバーエージェント <4751> も、自社のゲームアプリを使った大会を催すなど積極的だ。
モブキャスはプロイースポーツチームを組織している。また、スマホゲームのAiming <3911> もイースポーツチームのスポンサーを務めた。ゲームソフトの不具合検出(デバッグ)で大手のハーツユナイテッドグループ <3676> は、日本での振興を目指す一般社団法人・日本イースポーツ協会の理事を務める。カヤック <3904> が開催したイースポーツ大会では、ケイブ <3760> がゲームを展開している。(4月21日株式新聞掲載記事)
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