日経平均が20,000円の大台を回復し年初来高値を更新しています。今月2日に一年半ぶりに20,000円を回復し年初来高値を付けた日経平均はその後20,000円を割り込んだものの、25日移動平均線にサポートされる格好で底堅さをみせ下げ渋ると一昨日には20,000円を再び回復しました。そして昨日に162円高と続伸した日経平均はおよそ半月ぶりに年初来高値を更新しています。
このように今月に入って日経平均が高値を更新するなか個別銘柄でも高値を付ける銘柄がみられます。そこで今回は高値を付けながらさらに上値余地のありそうな銘柄を探ってみました。具体的には今月に入って年初来高値を付けた銘柄で目標株価コンセンサスがその高値を5%以上上回るものをピックアップしています。
例えば今月9日に高値を付けたソフトバンクグループ <9984> では目標株価コンセンサスが高値を15%近く上回っています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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