株式投資の魅力の一つである「株主優待」。2017年8月の株主優待の権利付き最終日は28日、権利落ち日は29日になっている。ここでは8月の株主優待銘柄の中から10銘柄をご紹介しよう。

(1)イオン <8267>

株主優待,2017年8月
(写真=PIXTA)

国内流通2強の一角である同社は、ダイエー <8263> を買収するなどM&Aにも積極的で、不動産や金融などにも事業展開しており、上場している子会社も多い。同社の株主優待は、8月末日および2月末日時点で100株以上の株主を対象にしており、株主には「イオンオーナーズカード」という優待カードが発行される。

買物の際にこのオーナーズカードを提示した上で、現金やWAON、イオンマークのカードでのクレジット払い、イオン商品券、イオンギフトカードで支払った場合には、100株から499株なら3%、500株から999株なら4%、1000株から2999株なら5%、3000株以上なら7%という具合に、持株数に応じた返金率により、買上げ金額合計に一定額が半年ごとに返金される。

なお、同社には長期保有株主優待制度があり、3年以上継続して同社株式を保有し、かつ毎年2月末日時点の株主名簿に基づき、1000株以上を保有している株主には、株式数に応じたイオンギフトカードが贈呈されるというサービスもある。

(2)ビックカメラ <3048>