株主優待狙いで購入した銘柄が高値掴みとなってしまい、塩漬けになってしまったことはないだろうか。今の時期だと早い投資家なら先回りして9月優待銘柄を仕込んでいるだろう。優待投資は早め早めの行動を心がけたい。

しかし、9月の次に控える10月、11月も数は少ないながらも優待銘柄が存在する。少ないが故に投資家から見過ごされている銘柄も存在するため、10、11月それぞれの月で優待銘柄を5つずつ紹介していこう。(必要投資金額は2017年8月10日株価終値にて計算)

10月の優待5選

株主優待,11月,10月
(写真=PIXTA)

(1)ロングライフホールディングス <4355>

【事業内容】介護付きの有料老人ホームの運営。
【優待内容】100株保有で老人ホーム割引10万円分とロングライフダイニングが販売しているカレー詰め合わせ
【株価】528円
【必要投資金額】100株保有で5万2800円

(2)グッドコムアセット <3475>

【事業内容】東京23区内にて投資用のワンルームマンション等の販売を行う。
【優待内容】100株保有で2000円相当のオリジナルクオカード。
【株価】1496円
【必要投資金額】100株保有で14万9600円

(3)東和フードサービス <3329>

【事業内容】椿屋珈琲店など展開。コーヒー、パスタ、ケーキなど喫茶店形式で提供。
【優待内容】優待食事券(500円券)100株保有で3枚、200株以上保有で6枚、400株以上保有で12枚、1200株以上保有で20枚、2000株以上保有で30枚(4月、10月と年2回)
【株価】2292円
【必要投資金額】100株保有で22万9200円

(4)神戸物産 <3038>

【事業内容】冷凍食品などを業務用スーパーで販売。全国展開。
【優待内容】業務スーパー商品券 100株保有で3000円相当 500株保有で10000円相当 1000株保有で15000円相当
【株価】5620円
【必要投資金額】100株保有で56万2000円

(5)日本ハウスホールディングス <1873>

【事業内容】ヒノキの魅力を伝える注文住宅や分譲住宅などを全国展開。
【優待内容】1000株保有で銀河高原ビール12本セット(株式は100株単位なので単位間違いに注意)
【株価】540円
【必要投資金額】1000株保有で54万円

11月の優待5選

(6)日本フイルコン <5942>

【事業内容】産業用機能フィルター・コンベア、フォトマスク、不動産賃貸などを事業として行う。
【優待内容】100株保有1年未満保有でクオカード500円、1年以上保有でワイン1本、1000株保有1年未満保有でクオカード1000円、1年以上保有でワイン1本(限定品)
【株価】601円
【必要投資金額】100株保有で6万100円

(7)アクトコール <6064>

【事業内容】会員制で賃貸住居入居者向けに駆けつけサービスなどを行う。
【優待内容】100株保有で「パンとエスプレッソと」優待券2000円分もしくはクオカード1000円相当、200株保有で「パンとエスプレッソと」優待券8000円分もしくはクオカード4000円相当
【株価】999円
【必要投資金額】100株保有で9万9900円

(8)マルカキカイ <7594>

【事業内容】自動車、家電、農業などの分野にものを作る機会を販売している企業。射出形成期や工作機械、産業ロボットなど取り扱う。
【優待内容】100株保有で1000円相当のグルメセット、500株保有で2000円相当のグルメセット、1000株保有で3000円相当のグルメセット
【株価】1917円
【必要投資金額】100株保有で19万1700円

(9)キユーソー流通システム <9369>

【事業内容】物流設計、ロジスティクスシステムなど物流戦略パートナーとしてのロジスティクスの問題解決を行う
【優待内容】ジェフグルメカード100株保有で1000円相当、500株保有で3000円相当、1000株保有で5000円相当
【株価】2914円
【必要投資金額】100株保有で29万1400円

(10)串カツ田中 <4080>

【事業内容】串カツ料理店串カツ田中をフランチャイズ展開。
【優待内容】食事優待券 100株保有で3000円分、200株保有で5000円分、 300株保有で7000円分
【株価】4080円
【必要投資金額】100株保有で40万8000円

10、11月の優待銘柄は、業績・配当重視で選ぶのが吉

10、11月に関しては優待を実施している企業がそもそも少ないので、コスパというよりは業績なども加味して安定的に株価が推移しているものを選別したつもりだ。

また、上記選定銘柄を見てもらうとわかる通り、不動産系の企業が多い。不動産系の企業は優待利回りよりも配当利回りの方が高い場合が多く、配当プラス優待の実質的な利回りを計算して選別することを提案したい。もちろんPERなど業績に対する株価の割安度合いなどもしっかりと確認しておくのがベストだ。夏の終わりに向けて優待投資も少しずつ準備を始めたいものだ。

谷山歩(たにやま あゆみ)
早稲田大学法学部を卒業後、証券会社にてディーリング業務に従事。Yahoo!ファイナンスにてコラムニストとしても活動。日経BP社の「日本の億万投資家名鑑」などでも掲載されるなど個人投資家としても活動中。個人ブログ「インカムライフ.com」。著書に「超優待投資・草食編」がある

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