「都市ストレス度ランキング」が発表され、対象となった150都市から大阪がベスト66位、東京が72位と、なんとも中途半端な順位にランクされた。最もストレスフルなワースト都市にに選ばれたのはイラク首都バグダード。ベストにはドイツ南西部の世界都市シュトゥットガルトが輝いた。

評価は「都市(日照時間・交通・自然など)」「人口(光害・騒音など)」「財政(社会保障・失業など)」「人(心の健康・身体の健康)」の主要4項目に基づいたもの。

欧州最大のドライクリーニング企業Zipjetが、「ITを活用して人々の生活を快適にものへと改善するプロジェクト」の一環として実施した。

最もストレス度の高い10都市

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

10位 マニラ(フィリピン)
9位 ニューデリー(インド)
8位 カラチ(パキスタン)
7位 ダッカ(バングラデシュ)
6位 テヘラン(イラン)
5位 カイロ(エジプト)
4位 ダカール(セネガル)
3位 ラゴス(ナイジェリア)
2位 カーブル(アフガニスタン)
1位 バグダード(イラク)

最もストレス度の低い10都市

10位 グラーツ(オーストリア)
9位 ハンブルク(ドイツ)
8位 シドニー(オーストラリア)
7位 エジンバラ(UK英国)
6位 ボルドー(フランス)
5位 ミュンヘン(ドイツ)
4位 ベルン(スイス)
3位 ハノーファー(ドイツ)
2位 ルクセンブルク(ルクセンブルク)
1位 シュトゥットガルト(ドイツ)

社会保障や心の健康ケアで改善が必要な日本

評価対象となった二都市(大阪と東京)の順位は、全体の中間に位置する。ストレスがそれほど溜まりやすい環境ではないが、溜まりにくい環境でもないといったところだろうか。

このランキングでは総合スコアが低いほどストレス度が低く、高いほどストレス度が高い環境ということになる。

両都市の総合ストレス度は8.43と8.49.ストレス度を引き上げている最大の要因は、社会保障や心の健康(自殺率、医療機関に勤める心理学者の割合など)だ。ストレス度の低いルクセンブルクやシドニーに比べ、約8倍もストレスが溜まりやすい。また1平方キロメートルの人口密度スコアも5倍以上高い。

優れているのは公共交通機関とリスクの認識(犯罪発生率)、身体の健康(総保健医療支出の対GDP、肥満率)など。

ストレスが最も溜まりやすいワースト都市には、イラクやアフガニスタン、ナイジェリアといった常に情勢が緊迫状態にある都市がランクイン。

ストレスが最も溜まりにくい都市には、欧州都市が独占。中でもドイツは4都市が高評価を受けており、アジア圏からは唯一シドニーが選ばれた。(アレン・琴子、英国在住フリーランスライター)

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