2017年12月25日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

トランプ大統領は22日(金)、米税制改革法案に署名し、米議会は閉会した。年初には、公約の一つであるインフラ投資にも着手するとメディアは報じているが、今週は特に大きな進展はないだろう。

2018年は、引き続き米国の利上げが焦点の一つとなるが、現時点の来年の利上げ織り込み回数を計算してみたところ、すでに2.2回弱を織り込んでいる。米大手金融ゴールドマン・サックスやJPモルガンは、来年4回の利上げを予想しているが、仮に利上げが3回だった場合、米ドルの上昇はあまり見込めない。利上げによる米ドルの上値は限定的と見ている。

現在の為替相場の戦略やスタンス

一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で112.50~114.00円、ユーロ/米ドルで1.1750~1.1900ドル、ユーロ/円で133.00~135.00円を予想している。

竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。