昨日はクリスマスで、東京以外のほとんどの国が休日だったことから、主要通貨に動きはありませんでした。
今日の予定
今日の海外時間には、米・10月S&P/ケースシラー住宅価格指数の発表があります。
今後の見通し
昨日は、クリスマスで東京以外のほとんどの国が休日だったことから為替取引もありませんでした。今日もオセアニア、欧州、イギリスなどはクリスマス休暇で休日ですが、NY市場は取引が再開されます。ただし過去の例を見ると、26日も取引参加者が限られる中小動きとなることが予想されます。
今週は、来年に向けての方向性を探る週となる見込みですが、ドル円は12月前半に上抜けできなかった113円台半ばを上抜けできるかが注目点です。米長期金利が今年3月以来の2.5%付近まで上昇している中、NYダウを始め各国株価が一段高となれば円売りが加速すると考えられます。ただ今週は年末週ということもあって、積極的な売買が手控えられる可能性もあることから、来週以降の上昇に向けて、限定的な値動きとなることがが予想できます。したがって高値を追うのではなく、押し目買いを待ちたいと考えます。
ドル円で押し目買い
ドル円の押し目の目途としては、先週の上昇局面で一旦上げ渋った113.00円台が考えられることから、113.10円付近での押し目買いを112.80円割れに損切りラインを置いて待ちたいと考えます。
(提供:FXプライムbyGMO)
高野やすのり
慶應義塾大学卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)などでインターバンクディーラー業務等に従事。現、(株)FXプライムbyGMOチーフストラテジスト。