2017年12月26日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

各国のクリスマス休暇ムードの名残りもあり、膠着状態だ。とはいえ、米税制改革法案が通過したため、明日27日(水)以降はそれを受けた「新年先取りムード」となりそうだ。年内の残り、明日27日(水)からの3日間も、やや米ドルが強い流れを予想する。

またIMMのユーロ/米ドルと豪ドル/米ドルのロングがかなり減り、豪ドル/ドルは現在ショートに傾いている。この米ドルのショートポジションが少なくなったことも、新年に向けた先取りの動きだと思われる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米税制改革法案通過によるレパトリ減税の影響を受けた動きと、財政赤字拡大による金利上昇の2点はドル高材料となる。そのため、新年、2018年はドル高からの幕開けを予想している。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。