2018年3月5日13時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週2日(金)に発表された米トランプ大統領が計画中の鉄鋼・アルミ製品への大幅な関税引き上げ案でリスクオフとなり、米ドル/円は直近の安値であった105.55円を下抜けた。

しかし、昨日4日(日)には欧州で以下の動きがあった。まずドイツの第2党であるドイツ社会民主党(SPD)の党員投票結果が4日(日)に発表され、メルケル首相の連立政権成立が確実となった。

そして、4日(日)投票即日開票のイタリアの総選挙では五つ星運動が得票の過半数を超えることはなくなった模様で、こちらはリスクオン要因。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は105.25円付近の安値と105.75円付近のレジスタンスの間でしばらく動けば、ブレイクアウトのトレードが出来そう。そのときには、収束三角形のような形を想像している。逆に105.75円を上抜けてくると106.00円もしくは106.50円くらいまでの調整の上げがありそうだ。基本的には上昇のロングポジションは取らず、売りだけでのトレードを心がけていきたい。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。