2018年4月2日13時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
本日2日(月)朝に発表された日銀短観によると大企業・製造業の想定為替レートは109.66円と現在より3円強も上。従って輸出業者の業績を考えると、米ドル/円にとってはマイナス要因となる。
ただし、COTレポート(シカゴCME)で、かなりのショートが溜まっていたヘッジファンドの円投機ポジションは先週でほぼ解消された模様で、こちらは米ドル/円の最圧力が限定的になったことを意味している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円の1時間足のチャートをみると、上昇トレンドラインと下降の補助線が交差している辺りで価格が推移中。106.40円を上回るか106.10円を下回るか、どちらかでトレンドが明確になると思われる。106.40円を超えて、前回の高値107円手前くらいまでの上昇があり、その後、下向きに下落するというシナリオが一番しっくりくるが、動いてきた方向に素直にポジションを取っていきたい。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。