2018年5月7日12時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

欧米など主要6カ国とイランが結んだ核合意に関して、米トランプ政権が離脱か否かを判断する期限が12日(土)だが、ほとんど織り込み済みとはいえ、リスクオフ要因となっている。また先週後半から週末に行われていた、米中の貿易摩擦を回避するための会議が、結論が出ずに終わったこともまた、リスクオフ要因だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円は日足の200日単純移動平均で抑えられ、調整で下がってきているものの、4時間足でみると、トレンドラインにはサポートされた形となっている。ここからは、トレンドラインにサポートされ、直近のレジスタンスを超えたところではロングポジションだが、110円のレジスタンスを抜けるにはまだエネルギーが足りないと思われるため、短期勝負のロングで臨みたい。もしトレンドラインを切ってくるときは、下落に向かいやすくなるので、108円くらいまでを狙ったショートポジションを考えている。トレンドラインとレジスタンスラインのどちらをブレイクしてくるかに注目していきたい。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。