2018年5月28日13時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週末、米朝首脳会談が6月12日(火)に開催される可能性が復活し、両国間で活発な事前協議が始まっている。これを受けて米ドル/円は窓をあけて始まったが、これまでに2回抑えられたレジスタンスポイントで再び抑えられ、現在下落中だ。今後の注目点は、朝鮮半島の非核化が本当になされるのかどうか。両国間の事前協議次第で会談開催の有無がはっきりするため、それにより米ドル/円も上下しそうだ。また本日28日(月)は、米国、英国がともに休場となる。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円は、レジスタンスにて抑えられはしたものの、底値も固いという印象。109円に近づくと買いも入ってきていることから、ここからは、短期的には売りよりも買いとなる場面だろう。ただし、トレンドとしては下落トレンドのため、下降トレンドラインあたりまで上昇した後に抑えられて売り、というのがメインシナリオとなる。短期勝負という意味では、抑えられているレジスタンスが次は4回目のトライとなる為、4回目のブレイク買いはエントリーしてもいいと考えている。ただし、ブレイクした後は、引き伸ばさずに早めのクローズを心がけたい。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。