2018年6月11日12時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

カナダで開かれていたG7が決裂で終わったが、市場にはもともと織り込まれていたため、為替市場への影響は限定的だった。今週の目玉は14日(木)のECB理事会だ。イタリアのポピュリズム連立政権が無難な船出を始めたこと、かつECBのフォワードガイダンスで量的緩和縮小が発表されると、ユーロ/米ドルの中期的上昇に拍車がかかる可能性が高いかもしれない。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルの1時間足のチャートを見ると、下降トレンドラインを超えてきたところだ。ただし、すぐ上にレジスタンスがあるため、エネルギーが必要かとは思うが、ロンドンタイム以降のブレイクを期待したい。もし斜めに切り下がるようなフラッグが出来た場合は、レジスタンスブレイク前にフラッグの補助線超えでロングエントリーも考えている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。