2018年6月18日13時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。（提供：羊飼いのFXブログ※チャート付き）
現在の為替相場の傾向や相場観
米国が中国に対して、知的財産侵害を理由に、それに掛かる中国製品に5兆5000億円にものぼる追加関税を7月6日(金)から発動すると発表した。これに対し、中国はただちに同額の報復関税を掛けると発表。さらに米国はそれに対し、応酬の関税を掛けるとした。ここにきて、さらなる米中貿易戦争激化の可能性が高まってきた。また、米中のみならず、鉄鋼･アルミ･車に対して欧米間の貿易摩擦の激化、これに続きそうな日米通商摩擦と、一気にリスクオフの様相を呈してきている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円のチャートをみると、15日(金)に110.90円付近の高値をつけた後、なだらかに下落中。1時間足のチャートで引ける上昇トレンドラインを下向きに切ってくると、トレンドが変わってくるため、大きな下落がある可能性が出てきた。現在、短期的に考えた場合は、110.735円付近にあるレジスタンスを超えない限りは売りから入り、上昇のトレンドラインくらいまでを売るようなトレードをしたいところだ。
齊藤 トモラニ（トレーダー兼セミナー講師）
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い（ひつじかい） FXトレーダー＆ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
