2018年6月19日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先週はいくつかの注目イベントを終え、結果的にユーロ/米ドルが大きく下落した。現在のマーケットの焦点は、米中貿易戦争にある。両国の摩擦が予想以上にエスカレートしており、グローバルに景気を冷え込ませる可能性が出てきた。日米の金利差を考えると、円高方向には懐疑的だったが、リスクオフによる米ドル/円、クロス円のダウンサイドリスクを考慮する必要がある。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米中貿易戦争を巡るトランプ米大統領の発言によって流れが急変するため、引き続き発言に注意しながら、クロス円の中では、特に豪ドル/円とユーロ/円の売りを狙っていきたい。また、その他に注目しているのが、米ドル/加ドルで、こちらは1.35ドル方向を目指すと予想している。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。