2018年7月2日13時過ぎに齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
今週末、6日(金)に米国の対中追加関税360億ドル分がいよいよ発動されるが、中国もそれに対し報復関税を予定している。そうするとさらに米国は、2000億ドルの追加関税を課す予定で、実際に貿易戦争が始まる形となる。またドイツのメルケル連立政権にも危機が訪れている。先週メルケル首相がユーロ圏首脳会合で合意に達してきた移民難民問題に反対して、連立政権で組閣を組んでいたキリスト教社会同盟の党首が内相を辞任すると伝わっており、これらはどちらも円高要因だ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円のチャートをみてみると、60分足のトレンドラインとそれに平行するチャネルラインの中で価格が推移中。基本的にはトレンドラインを切らない限り、まだ次の1回は押し目買いでいいかと思っている。ただし、トレンドラインを切ってくる、もしくは反転ポイントである110.58円を下回って来ると、次の上昇で高値を超えなかった場合、下落の方向にチェンジしていく予定。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。