2019年2月12日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

先日1月31日(木)日本時間未明のFOMCで米国の金融当局が金融引き締め路線の転換をしたにも関わらず、皮肉にもドル全面高の展開となっている。それは、欧州の経済情勢がよくないためだが、今週14日(木)にドイツの四半期GDPが発表される。イタリアに引き続き、2期連続マイナスGDPとなり、テクニカルリセッションという懸念も浮上している。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ユーロ/米ドルは昨年安値1.1215ドルが迫まっているが、じりじりと安値を試す展開が続くのではないだろうか。オーストラリアも、ロウ豪総裁が政策見通しを中立に戻したため、豪ドルは売られている。対円はむずかしいところだが、対ドルでは少しドル高方向の動きとなるか。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。