2019年7月8日8時時点に竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

6月下旬に年内フルに3回の利下げを織り込んでいた米国の金利の市場は、強めの米雇用統計の発表を受け、織り込みがやや解消、足元では2.26回にとどまる。先週4日(木)に本邦の財務省から発表された週次の対外及び対内証券売買契約等の状況からは、国内の機関投資家が海外の中長期債を5週連続で買い越したことが確認されている。このどちらもここまでの米ドル/円の反発要因だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

今週は、先週の後半以降に進んだ市場のドル買いの流れが続くかが焦点となる。今週は10日(水)に下院金融サービス委員会、11日(木)には上院銀行委員会でパウエルFRB議長が議会証言にのぞむ。すでに今月末31日(水)のFOMCでの利下げ確率は100%に達していることから、仮に見送るのであればここで強いメッセージを発信する必要がある。ただ11日(木)には消費者物価指数の発表も控え、鈍化傾向が示された場合、パウエルFRB議長の議会証言がハト派となり再度年内の利下げ期待を高める可能性も高い。今週の週前半は引き続き米ドル/円は高値追いと読むが、その後の展開はパウエルFRB議長の議会証言を待ちたいところだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で107.50~109.50円、ユーロ/米ドルで1.1150~1.1300ドル、ユーロ/円で120.80~122.80円を予想している。

竹内典弘
1990年、カナダ系の銀行へ入行し為替ディーラーとなる。HSBCでは米ドル/円のチーフトレーダーを務めるなど20年以上にわたって為替市場の第一線で活躍。現在は個人トレーダーとして自己資金を運用するほか、twitter(@yen20pl)や西原宏一さんのメルマガを通じて情報配信を行なう。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。