有名観光地ではインバウンドが急増し、日本では宿泊施設が続々と開業しています。そんな中、一風変わったホテルや旅館も増え、アートをコンセプトに、前衛的なインテリアのホテルも登場しています。今回は、そんなアーティスティックなホテルを、京都にスポットを当ててご紹介します。
node hotel(ノードホテル)
アートコレクターの住まいをコンセプトに、アートを身近に感じられるホテルとして登場したのがノードホテルです。ここでは、アートと日常を区別しません。アートは常に生活の中にあるものとして、アートのある暮らしを提案しています。
ホテルのインテリアにもこだわり、洗練された空間が演出されているのもポイントです。ホテル1階のパブリックスペースでは、アートやデザイン、ファッション、音楽をテーマに、展示やイベントも開催しています。
京都のカルチャー発信基地として、国内外問わず多くのアート好きが集まるホテルへ、日常の延長の気分で宿泊してみてはいかがでしょうか。
―基本情報―
node hotel(ノードホテル)
住所:京都市中京区四条西洞院上ル蟷螂山町461
TEL:075-221-8800
公式ページ:https://nodehotel.com/
BnA Alter Museum(ビーエヌエー・オルター・ミュージアム)
アートがあふれる空間に宿泊できるだけでなく、宿泊料の一部をアーティスト支援に活用してもらえるのがこのホテルの特色です。ホテルをアーティストの活動プラットフォームにするという、新しい試みで注目を集めています。アーティストが建築家たちとコラボレーションして、それぞれの部屋を一つの作品として作り上げています。
各部屋に宿泊すると、その部屋を制作したアーティストに宿泊費の一部が還元されます。アーティストの収入源として、あるいはアーティスト同士が交流するコミュニティーとしても機能しているのが特徴です。
一般の方はもちろん、各地で活躍するアーティストにもインスピレーションと出会いを与えてくれることでしょう。
―基本情報―
BnA Alter Museum(ビーエヌエー・オルター・ミュージアム)
住所:京都市下京区天満町267-1
TEL:075-748-1278
公式ページ:https://bnaaltermuseum.com/
HOTEL ANTEROOM KYOTO(ホテル アンテルーム 京都)
もともと学生寮として使用されていた建物をリフォームしてオープンしたホテルです。アート、カルチャー、和と3つのテーマを持つホテルアンテルーム京都で、日本を代表する現代美術家たちのデザインを体験してみましょう。
写真家・蜷川実花氏が手掛けた桜の部屋では、ダイナミックで艶やかな花々が出迎えてくれます。彫刻家・名和晃平氏のコンセプトルームは重力をテーマに、シンプルながらも五感をくすぐられるインテリアで統一されています。
このホテルでは、ギャラリーにて展覧会も開催されているほか、食べ物や飲み物にもこだわっています。アートとともに、グルメと癒やしも堪能しましょう。
―基本情報―
HOTEL ANTEROOM KYOTO(ホテル アンテルーム 京都)
住所:京都府京都市南区東九条明田町7番
TEL:075-681-5656
公式ページ:https://hotel-anteroom.com/
KAGANHOTEL ―河岸ホテル―
若い美術家の感性に触れたいのなら、河岸ホテルを訪れてみましょう。若手の現代アーティストと世界をつなぐ、滞在型複合施設として誕生したこのホテルに来れば、併設のレジデンスで暮らすアーティストたちと交流を深められるかもしれません。
入居するアーティストの中には、施設内でスタッフとして働く人もいます。若いアーティストを支援したい人にもおすすめのホテルです。連泊して、若い美術家たちの暮らしと作品に触れてみましょう。2019年9月プレオープン、10月オープンの予定です。
―基本情報―
KAGANHOTEL ―河岸ホテル―
住所:京都府京都市下京区朱雀宝蔵町99
公式ページ:http://kaganhotel.com/
アート体験でいつもと違う京都旅を
いつもとは違う京都の顔を見たいのなら、新しい芸術が生まれる場所を訪れてみましょう。古き良き日本に触れられる京都で、新鮮なアート体験をすることでビジネスへの新たな着想を得られるかもしれません。(提供:JPRIME)
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