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韓国巨大企業サムスンとはどんな会社

サムスンは、韓国の最大手の電気機器、電子部品、家電などが有名なメーカー企業です。李健熙(イ・ゴンヒ)会長は、創業者の父親から会社を引き継ぐとサムスングループを巨大な複合企業に育て上げ今ではグループ会社も72企業ほど増えております。主力の電子機器、部品から生命保険までと幅広く、韓国のみならず世界を牽引するような大企業となりました。韓国経済を支える大きな企業となっています。

しかし、現会長が入院しているという事に加えた相続問題。強いリーダーシップを取れる会長の存在なしには、サムスンの経営は難しいと言われております。加えて最近のサムスンの業績が思わしくなく、韓国のウォン高などで韓国経済にも打撃がでてくることが予想されます。サムスン経営と韓国経済全体に黄色信号が伴ってきている状況です。


現在のスマホ市場の現状

調査会社のIDCが、第一四半期(4~6月)のスマホ市場動向を調べた所、前年同期比で4.4%減の651万台となり、前回から一転してマイナス成長となったという事です。マイナス要因となったのが、好調なiPhoneとは対照的になり、アンドロイド端末の不振が目立ちマイナス成長になったとのことです。アップルは、iPhoneによりシェアを拡大しているとのことですが、来期もどうやら減少になる見通しという事が言われています。

国内では、成熟市場となりつつあって不振なスマホ市場ですが、新興国では、経済の回復と共にまだまだ成長の余地があるとみている企業は多く、アメリカのIDC調査会社によると2017年のスマホ出荷台数は、2014年と比べるとブラジルで約130%近く、インドでは、460%ほど伸びる見通しという事を示しています。それだけに国内大手携帯会社3社である、ソフトバンク、NTTドコモ、KDDIは、これまで以上にグローバル展開を行っていくようです。