ZUU online magazine2019年12月号特集(10月21日発売)からお届けします。
有望テーマ十番勝負 Round 5 日本株 VS 米国株 コンテンツ関連
united States of America
※チャートはすべて週足チャート
The Walt Disney Company ウォルト・ディズニー 市場 NYSE ティッカー DIS
株価 128.47ドル PER 3.92倍
世界最大級のエンタメ企業。創業時代からのコンテンツの蓄積に加え、ピクサーのCGアニメ制作能力も加わる。スポーツ専門チャンネルのESPNも傘下。
AMC Networks Inc. AMCネットワーク 市場 NASDAQ ティッカー AMCX
株価 46.92ドル PER 6.11倍
ケーブルテレビの運営会社。同社制作のドラマ『ウォーキングデッド』が世界中で大ヒット。2010年から放送が始まり、現在もシーズン10が放送されている。
World Wrestling Entertainment, Inc. ワールド・レスリング・エンターテイメント 市場 NYSE ティッカー WWE
株価 67.70ドル PER 52.98倍
世界最大のプロレス団体を運営。プロレスというコンテンツを武器に、日本や欧州、中東など世界各地に進出中。若いとき、トランプ大統領も出演していた。
Lions Gate Entertainment Corp. ライオンズ・ゲート・エンターテイメント 市場 NYSE ティッカー LGF
株価 26.09ドル PER 76.74倍
カナダ発の映画製作・配給会社。2000年から米国の市場参入を本格化。2005年の『クラッシュ』がアカデミー作品賞を受賞するなど数々のヒット作を持つ。
Nettflix, Inc. ネットフリックス 市場 NASDAQ ティッカー NFLX
世界最大のネット動画配信企業。会員数は1億5000万人超。新規加入者は鈍化傾向にあり、良質なドラマコンテンツの制作・供給が同社躍進のカギとなりそう。株価は低迷中だが、まだ成長過程にある企業。押し目は買いチャンスか。
Japan
強い国際競争力を持つコンテンツ、アニメが熱い
放送、映画、音楽、漫画、アニメ、ゲームなどの日本のコンテンツ産業は、強い国際競争力を持っている。このコンテンツビジネスは、ディズニーのほか、アップルが11月から100を超える国と地域でサービスを開始する。ネットフリックス、アマゾンなど動画配信で競合が激化する中で、各社が狙うのはキラーコンテンツの獲得だ。
それゆえに、有力なコンテンツを保有する企業に対する投資家の関心は高いとみられる。新海誠監督の『天気の子』はすでに興行収入が130億円を突破するなど、特にアニメが魅力的だ。