昨今、冬のアウターとして欠かせないのがダウンです。ダウンを1着持っていれば、たいていの防寒は可能なことに加え、アウトドアブームがダウン人気を後押ししています。ダウンブランドといえば、カナダグースやモンクレールなどの海外ブランドが人気ですが、今、注目を集めているのが、日本のハイクオリティなダウンジャケットのブランドです。日本生まれのダウンブランドの魅力に迫ります。

まだまだ続くダウン人気の背景は?

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(画像=Masson/Shutterstock.com)

冬のアウターとしてコートに次いで定番になりつつあるのが、ダウンジャケットです。ダウンジャケットはもともとスポーツ、アウトドアのアイテムでしたが、今やタウン用として定着しつつあります。

では、なぜダウンがここまで人気なのでしょうか。理由は2つあります。1つは、アスレジャーと呼ばれるアウトドアアイテム・スポーツアイテムのタウン化です。2015年前後からアメリカを中心にスポーツウェアのタウンユースが増えてきており、今やスポーツテイストを取り入れるのは、珍しいことではありません。

もう1つは、ダウンブランドのラグジュアリー化です。モンクレールがパリコレクションでショーを行ったのを筆頭に、多くのダウンブランドが、ラグジュアリー化、ファッション化しているのです。その結果、今まではダウンを着なかったユーザーにもリーチし、ダウンが広がりを見せたと言えるでしょう。

おすすめしたい日本生まれのダウンブランド3選

これまでダウンブランドといえば海外のブランドが人気でしたが、ここ2、3年で日本のブランドも注目を浴びるようになってきました。日本ならではの高い縫製技術や、日本人にあったパターンに加え、海外ブランドに比べるとリーズナブルに買えることが背景にあります。では、実際におすすめの日本のダウンブランドを紹介しましょう。

水沢ダウン(デサント オルテライン)

日本ダウンブームの火付け役となったのが、水沢ダウンです。「職人の手から生まれるハイテクダウンジャケット」をコンセプトに作られている水沢ダウンの特徴は、ダウンパックを縫製せず、熱圧着により作っていることです。こうすることで、ダウンパックの境目からダウンが出てくることなく、また、防水性も高まるのです。

初期モデルで、定番となっている「アンカー」や、ハイスペックモデルである「マウンテニア」などが人気のモデルとなっています。

西川ダウン

比較的リーズナブルなプライスと、スタイリッシュなデザインで人気を博しているのが西川ダウンです。寝具メーカーである「西川」とファッションブランドである「ナノ・ユニバース」がタッグを組んだことによりできたダウンです。寝具メーカーの持つ羽毛のノウハウを落とし込んだダウンは、冬の寒さから着る人を解放してくれます。

ダウンジャケットタイプの「G2」や、細身の「カグラジャケット」が人気です。

ナンガ

ナンガの歴史は古く、1941年に生まれた寝袋メーカーです。2019年はダウンを製造して25周年となっています。ナンガのダウンは、国産のダウンにこだわることや、熟練の職人により製造されていることが特徴となります。

焚火の際に燃えにくい難燃素材を使った「タキビダウンジャケット」などが人気のシリーズとなっています。

日本生まれのダウンジャケット、試してみてはいかが

もはやタウンユースとして完全に定着したダウンジャケット。これまではモンクレールなど海外ブランドが主流でしたが、水沢ダウンの誕生を機に、日本生まれ、日本製のダウンにも注目が集まっています。高品質でリーズナブルな価格の日本ダウン、ぜひワードローブに1着取り入れてみてはいかがでしょうか。(提供:JPRIME


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