グローブトロッターはラグジュアリーなトランクの代名詞として知られています。19世紀から続く伝統と歴史があるブランドで英国王室の御用達としても有名です。ここではラグジュアリーな旅にぴったりなグローブトロッターの魅力を紹介します。

19世紀から続く歴史と伝統

高級トランク
(画像=Essential Image Media/Shutterstock.com)

高級トランクと聞いて思い浮かべるのはどこのブランドでしょうか。なかにはリモワやゼロハリバートンを思い浮かべる人も多いかもしれません。しかしよりクラシックでラグジュアリーなトランクといえば、やはりグローブトロッターではないでしょうか。グローブトロッターは、1897年にイギリスで創業したブランドです。

ブランド名は文字通りで地球(Globe)と、巡る(Trot)の造語となっています。19世紀のイギリスでは、冒険がブームでありその冒険のためのブランドとして生まれたのがグローブトロッターです。

変わらぬ製法と高い品質

グローブトロッターの特徴は、その品質です。グローブトロッターのトランクには、ヴァルカン・ファイバーという特殊な紙が使われており、この紙を何層にも重ねて樹脂でコーティングしたものが素材として使われています。ヴァルカン・ファイバーは19世紀の最先端素材であり「アルミよりも軽く革よりも丈夫なことが特徴の素材で、まさに旅にぴったりな素材だったのです。

ヴァルカン・ファイバーとブリティッシュレザーを使い職人が1点1点丁寧に作っていく……これは100年以上前から変わっていません。最上の品質へのこだわりというブランドの哲学がグローブトロッターのブランド価値をさらに高めているのです。この高い品質を英国王室も認めておりグローブトロッターが英国王室御用達となった理由も理解できるのではないでしょうか。

かつてエリザベス女王が自身のハネムーン用のトラベルケースとして選んだのはグローブトロッターでした。2011年にはウィリアム王子の結婚を記念したモデルが、2012年にはエリザベス女王の即位60周年を祝ったモデルが登場しています。またウィンストン・チャーチル卿がアタッシュケースを使ったり南極探検で有名なキャプテン・スコットが冒険用のトランクとして使ったりするなど多くの著名人に愛されたブランドでもあるのです。

さらには、映画『007』のオフィシャルパートナーに選ばれており特別モデルが販売されたこともあります。

新しいテクノロジーにも積極的にチャレンジ

歴史と伝統あるグローブトロッターから、2019年の秋に生まれた新モデルが「エアロ」というモデルです。このモデルは、ヴァルカン・ファイバーではなく最先端のカーボン素材が使われています。カーボン素材はカーボン研究の最先端をいく東レ・カーボンマジック社と共同開発されており素材開発に3年もの月日をかけています。

ヴァルカン・ファイバーの特徴である見た目の柔らかさやマットな質感をカーボンでも再現。またブランド初となる4輪ホイールを採用するなど、まさに革新的なシリーズとなっています。「100年後の定番」を目指したエアロシリーズのデザインを手掛けたのは、東京大学で宇宙工学を学び現在はロンドンでデザインスタジオを率いる吉本英樹氏ということから日本ではとりわけ高い注目を浴びています。

グローブトロッターのトランクを持って旅に出かけよう

歴史と伝統あるグローブトロッターが生み出した新しい「エアロ」シリーズは、ブランドの持つ伝統と最先端の技術が融合して完成した、まさに次の時代の定番にふさわしいトランクです。2019年秋の旅を一つグレードアップしたいのであれば、ぜひグローブトロッターのトランクを持って旅に出かけてみてはいかがでしょうか。(提供:JPRIME


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