デザイナーがルーシー&ルーク・メイヤー夫妻となり、世界のファッションシーンで一層注目度が高まっている「ジル・サンダー(Jil Sander)」。アイコンバッグである「TANGLE SM」は、ミニマルなデザインが人気のレディースアイテムですが、メンズも持てるクールなデザインで知られています。ジル・サンダーの魅力に迫ります。

ジル・サンダーの歴史

ジル・サンダー
(画像=Casimiro PT/Shutterstock.com)

ジル・サンダーは、ドイツ出身の女性ファッションデザイナーであるヘイドメリー・ジリーン・サンダー氏が立ち上げたファッションブランドです。1968年、ドイツのハンブルグにブティックを開き会社を設立、1980年代後半から世界的に広く知られるようになり、事業の拡大を図りました。

1999年にプラダに買収されたあと、ジル・サンダー氏は引退したものの、同氏が確立したその卓越したデザイン力で世界中のファンを魅了し続けてきました。2008年に日本のオンワードホールディングスがジル・サンダーを買収したあともそのブランド力を維持し、2017年にはルーシー&ルーク・メイヤー夫妻がクリエイティブ・ディレクターに就任したことが発表されました。

米ブランド「Supreme」の元ヘッドデザイナーという経歴を持つ夫のルーク氏と、ルイ・ヴィトンなどで活躍した妻のルーシー氏は、創業者のジル・サンダー氏が追求したミニマルなデザインを継承しつつ、いま新たな表現に挑戦していることで知られています。

ジル・サンダーのアイコンバッグ「TANGLE SM」の魅力

そんなジル・サンダーのアイコンバッグともいえるアイテムが「TANGLE SM」です。光沢のあるレザーを使用したスモールバッグで、財布やスマートフォンを入れれば中がいっぱいになってしまうサイズ感ながらも、シンプルな長方形というミニマルなデザインが女性から多くの支持を集めてきました。

最近ではその「無骨」ともいえるクールなデザインのため男性からの人気も集め、ジェンダーレスに広くファン層を獲得しています。ハンドメイドのショルダーストラップも特徴的で、装いに独特のモード感を与えてくれます。

大切な日の贈り物としても「TANGLE SM」は十分な品格に満ちています。ブラック、イエロー、レッド、ピンクなど、カラーバリエーションが豊富なことも嬉しいポイントです。生後6カ月以内の子牛の革である「カーフスキン」を100%使用しているため、触り心地が柔らかく、肌目が細かいことも特徴となっています。

サイズは幅14.0cm、奥行き4.5cm、高さ18.5cmです。販売価格は96,800円(税込)です。

大人の白シャツ!メンズ向けの「7 days shirt collection」にも注目

ジル・サンダーのバッグでは「TANGLE SM」以外でも、サイズ感がやや大きめになる「TANGLE MD」やクラシックな風合いも魅力的な「TOOTIE SM」なども人気です。そのほかジル・サンダーには、トップスやダウン、スカート、シャツ、ジャケットなどの定番商品があります。

いまメンズ向け商品として注目を集めているのが「7 days shirt collection」。2018年の新作コレクションとして発表されたもので、曜日によってデザインのコンセプトを変えた7枚の白シャツが販売されています。職場やプライベートにおいてエレガントでスマートな大人の装いを目指したいのであれば、まさにうってつけのアイテムといえるでしょう。

レディースにもメンズにも注目が集まる

ルーシー&ルーク・メイヤー夫妻がクリエイティブ・ディレクターとなり、2人が力を合わせながら新たな進化へとその歩みを進めるジル・サンダー。2020年は一層その注目が高まることが予想されそうです。(提供:JPRIME


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