24,000円を意識する水準では上値も重くなりそうです。積極的に買い上がるような材料もなく、指数に影響の大きな銘柄は買われ過ぎとなっているものも多いので、24,000円到達をきっかけに手仕舞い売りに押されるということもありそうです。EB債や株価連動債など指数を押し上げる要因もあり、値持ちの良い展開が続くということもありそうです。

米国株高に連れて堅調な地合いが期待されますが、指数先行型となりそうです。目先的には買われ過ぎ銘柄がさらに買われるということなのでしょうが、引き続き割安銘柄に注目です。森永乳業(2264)などの割安食品株、ゆうちょ銀行(7182)など銀行株、そして、三井海洋開発(6269)など決算発表を受けて大きく売られた銘柄の底堅さが確認されれば割安感が強いということになるのではないかと思います。

三井海洋開発(6269)大きく下押し、一昨年暮れから昨年大発会までの底値を割り込む水準まで売られました。RSIやストキャスティックスも底値圏にあり、底入れ確認しての戻りも期待されます。

本日の日経平均 の予想レンジ
23,800円 ~ 24,000円
為替の予想レンジ
1ドル=109.80円 ~ 110.20円(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介