☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
下値模索が続いています。TOPIXにサヤ寄せして底入れ感が出てくるのか、TOPIXが日経平均にサヤ寄せして下値模索が続くのかという感じです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
米国株は大幅高となったのに、24時間取引の先物が大きく下落しています。毎日ジェットコースターに乗っているような感じですし、「大幅高」とか「大幅下落」の基準が分からなくなっています。1000ドル高でも安でも驚かなくなっているという感じです。
ということは「呆れ果てたる値」が出ている可能性が高く、ここから相場の変化が見られるかもしれません。日本市場は日経平均とTOPIXのゆがみが酷く、まるで指数の体をなしていない感じです。やはり、中身をしっかりと見ていないといけないということですね。
金融不安になるのではないかという見方もあるようですが、コロナで失業者があふれるとか、コロナ終息でも世界が変わってしまうということでもないと金融不安まではいかないと思います。中央銀行が最後の出し手になるということで、大変なことと言っていますが、中央銀行が手を打っているということであり、不安はないと思います。 リーマンショックの時は「先が見えない」という不安、不信が信用収縮の要因となっていましたが、ちょうど「チャイナショック」といわれた2015年夏や2016年1月の暴落も「先が見えず」に暴落し、中央銀行の手が見えたところから反発となっているのです。したがって今回も今のところは、心配はないと思います。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介