新型コロナウイルスによる経済への悪影響は様々な分野に波及しつつある。

ベンチャー投資の分野も例外ではない。デロイトトーマツベンチャーサポートが行った調査において、スタートアップに投資するVCやCVC(コーポレート・ベンチャー・キャピタル)に2020年の投資額について尋ねたところ、86%が昨年比で減りそうだと回答しているという(出所:デロイトトーマツベンチャーサポート「COVID-19(新型コロナウィルス感染症)のイノベーション活動への影響」)。

VCやCVCからの投資の冷え込みが予想される中で、新たな資金調達手段として注目を集めているのが、株式投資型クラウドファンディングだ。スタートアップにとって新たな資金調達手段となると同時に、個人投資家に成長可能性を秘めた未上場企業に投資する機会を提供する株式投資型クラウドファンディングの魅力を紹介しよう。

IPOやM&Aの可能性を秘めた未上場企業の株主になれる

インターネットを通じて不特定多数の人から資金を集める仕組みであるクラウドファンディングの市場は、ここ数年の間に急成長を遂げている。これまでは、「購入型」「貸付型(ソーシャルレンディング)」のイメージが先行していたが、近年は規制緩和などにより、「株式投資型」のクラウドファンディングにも注目が集まっている。

「株式投資型」の魅力はなんといっても、大きな可能性を秘めた未上場企業の株式を取得できること。株式投資型クラウドファンディングを利用すれば、一つの会社が発行する株式につき年間50万円まで投資が可能になる。

投資した企業が成長し、IPOやM&Aすれば、大きなリターンを得ることができるのは、個人投資家にとって魅力的だろう。一方で、通常の株式と比較すると売却が難しいことなどには留意が必要だ。

これまでの案件はすべて短期間で目標金額を達成し、資金調達に成功

クラウドファンディングのプラットフォームを提供している企業は複数存在するが、その中でも株式会社ユニコーン社が提供する株式投資型クラウドファンディングは、会員登録することで未上場企業への投資が可能になる。同社のサービスは、株主優待や定期的なIRなどがあることが特徴だ。

そして、これまでユニコーンで公開された案件はすべて短期間で目標額を達成している。

第1号案件となったスポットツアー株式会社は、世界的な観光プラットフォームを目指す企業で、昨年7月にユニコーンを利用し、わずか5分で目標募集額5000万円を達成。第2号案件の水の社会課題に挑む化学ベンチャー・オリーブ技研もわずか30分で目標募集額5000万円を達成している。

そして、3月に公開された第3号案件では、AI×IoTで介護の世界を変革するゲームチェンジャー・ファンタスティックが3,160万円の資金調達に成功した。

狙うIoT市場は、2024年に12.6兆円に!新型コロナ対策への利用も

これらの企業に続いて、公開された第4号案件が「世界を『視える化』するIoTプラットフォーマー」株式会社Momo。同社が提供する「Palette IoT」は、IoTにかかわるすべての要素を包含・提供するプラットフォームだ。

IDC Japan「国内IoT市場産業分野別予測とユースケース別の事例考察」によると、IoTの国内の市場規模は2019年時点で約7.2兆円、2024年には約12.6兆円になるとの予想されている。

一方で、コストがかかることや技術障壁が高いことが成長を妨げているとされているが、「Palette IoT」を使うことで、IoTのソリューションを費用や時間をかけずに開発することが可能になるという。

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(IoTは様々な分野での活用が期待されている)

「Palette IoT」が対応したセンサは、農業、工業、建築の現場などの点検・見守りなどに利用されている。また、人の有無や移動状況を把握する人感センサ、体温を測定する体温センサ、また血中酸素濃度を測定するセンサなどを組み合わせることで、非接触で感染を監視可能なシステムを構築できるため、新型コロナウイルス対策にも利用できるという。

これは社会が「ウィズコロナ時代」への変化を見据える昨今の状況を考えると、非常に大きな可能性を秘めていると言えるだろう。

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(2024年までに売上約50億円を目指す)

Amazonギフト券3,000円がもらえるキャンペーンも実施中

株式投資型クラウドファンディングを利用し、株式会社Momoの株主になるには、ユニコーンへの会員登録が必要だ。

現在、ユニコーン社は、キャンペーンを実施しており、2020年5月25日から7月末までの間に、会員登録を行い、8月末までに案件申し込みを1回以上すれば、もれなくAmazonギフト券3,000円がプレゼントされる。

これまでユニコーンで公開された案件のほとんどが、短期間で目標募集額を達成していることから、今回も多くの個人投資家からの申込が集まることが予想される。

この機会に、株式投資型クラウドファンディングという大きな可能性を秘めた投資手法に挑戦し、「エンジェル投資家」としての第一歩を踏み出してみてはいかがだろうか。

※株式会社ユニコーンの概要
代表取締役 安田次郎
東京都新宿区新宿4‐3‐17 FORECAST 新宿SOUTH3F
第一種少額電子募集取扱業者 関東財務局長(金商)第3110号
加入協会 日本証券業協会

※株式投資型クラウドファンディングに関する留意事項
株式投資型クラウドファンディング業務により取り扱われる有価証券は、金融商品取引所の上場有価証券等ではなく、非上場の株式であるため、取引の参考となる気配や相場は存在しません。そのため、換金性が著しく乏しく、売却したい時に売却ができない可能性や売却価格が希望する価格よりも大幅に低下する可能性があります。また、発行会社の業績または財産の状況に変化が生じた場合、当該株式の価値が消失する等、その価値が大きく失われるおそれがあります。