2020年7月6日10時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。（提供：羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週2日(木)の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想値より良かったことを受けて、株価が上昇。リスクオンからドルは売られ、米ドル/円も若干の下押しとなったが、米国時間午後から株価が下がると、米ドル/円も若干反騰して2日(木)は終えた。3日(金)は米国が振り替え休日で休場、方向感の出ない一日だったが、中国株(上海、深セン)の急騰のみ目立った。コロナ感染者の世界的な急拡大は続いているなか、本日6日(月)ドルストレート、米ドル/円、クロス円とも上昇している。
現在の為替相場の戦略やスタンス
チャートを見ると、米ドル/円もユーロ/米ドルもレンジ内だ。そのためどちらかにブレイクしてこなければトレンドはできないため、ブレイク待ち。米ドル/円60分足では、一旦下にブレイクした後に上昇してくると形が綺麗かと思っているが、思い込みは厳禁なので動いたほうについていくしかない。こういうところでの飛び乗りはケガの元。そのためブレイクポイントで逆指値のエントリーを入れておき、勢いがなければ早めにクローズするというトレードで臨みたい。また上のブレイクに関しては、一旦抜いたトレンドラインの延長線には注意したいところだ。
齊藤 トモラニ（トレーダー兼セミナー講師）
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い（ひつじかい） FXトレーダー＆ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。
