CoinBestは、24日12時より日本円及び暗号資産(仮想通貨)の入金と暗号資産現物取引サービス(販売所)を開始した。同日、プレスリリースにて発表した。
CoinBestの取り扱う暗号資産は24日時点で、ビットコイン、イーサリアムの2種類だ。
暗号資産現物取引サービス(取引所)については現在準備中とのこと。体制が整い次第、改めて発表するという。
リリースでCoinBestは、「資金決済に関する法律及び関係法令」や、「金融庁が公表した事務ガイドラインが定める諸規則等を遵守する態勢を整えてきた」と自信を見せた。
CoinBestは 2017 年8月設立。暗号資産取引所を設立するにあたって、2019年12月に一般社団法人日本暗号資産取引業協会(JVCEA)に「第二種会員」として加入し、9月23日には「資金決済に関する法律に基づく暗号資産交換業者」として金融庁に登録が完了した。
これに伴いJVCEAの第一種会員になったことで、9月下旬から暗号資産取引所CoinBestの口座開設の申込受付を開始していた。
CoinBestは自社の経営理念として「高度なIT技術を駆使した金融取引が普及することにより、私たちの生活は便利になってきています。このような動きは、『ファイナンス(Finance)』と『テクノロジー(Technology)』を組み合わせて『フィンテック(FinTech)』と呼ばれています。スマートフォンなどを利用して簡単・迅速に送金ができる暗号資産の利用は、世界中で今後益々拡大すると考えています」
「私たちは、『暗号資産を通じて、世界中の人々がもっと豊かに、もっと幸せになるため、お役に立ちたい』という思いを胸に、企業価値の向上に取り組んでいます」
「お客様の資産保全を最重視し、高度なセキュリティ管理技術を駆使して、安全に暗号資産の取引ができる環境を提供します」と、暗号資産市場の発展に貢献していくと抱負を述べた。(提供:月刊暗号資産)