株式やFXの取引を始めようと考えている方には、「GMOクリック証券」がおすすめです。本記事では、株式やFXの取引でGMOクリック証券をおすすめする理由や口コミ、概要をわかりやすく解説します。

ネット証券選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

GMOクリック証券のおすすめポイント

GMOクリック証券,評判,口コミ
(画像=metamorworks/stock.adobe.com)

GMOクリック証券のおすすめポイントは、以下の3つです。

【GMOクリック証券 3つのおすすめポイント】
・株式手数料プランを選択できる
・FXの取引高が世界一
・充実の取引ツール

それぞれについて、見ていきましょう。

好きな株式手数料プランを選択できる

GMOクリック証券で株式を取引する場合、「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」のどちらかを選択できます。

詳細は後述しますが、取引スタイルに合わせて有利な手数料プランを選択できるので、低コストで取引しやすい点がおすすめポイントです。

FXの取引高は世界一!国内では9年連続1位

GMOクリック証券では、FX取引もできます。FX情報サイト「Finance Magnates」の「2020年 年間FX取引高調査報告書」によると、GMOクリック証券のFX取引高は世界一です。

国内では9年連続でトップであることから、多くのFXトレーダーから選ばれていることがわかります。

✔︎株式とFXの違い
株式取引とFX取引には、以下のような違いがあります。

  株式 FX
取引対象 上場企業 海外の通貨
取引時間 平日9~15時 月曜朝~金曜深夜
(24時間取引可能)

どちらが有利かは、一概にいえません。自分に合うほうを選択しましょう。もちろん、両方選ぶこともできます。

充実の取引ツール PC版のほかスマホ版も

GMOクリック証券では、株式とFXの両方で、さまざまな取引ツールを提供しています。PC用だけでなく、スマホ用でも高機能な取引ツールが用意されています。利用料はすべて無料です。

取引ツールが充実している点も、GMOクリック証券のおすすめポイントです。

GMOクリック証券の口コミ

GMOクリック証券を使っている人の口コミを紹介します。

CMで開設★★★★
テレビCMで興味を持って口座開設しました。新規公開株は少ない資金でも申し込みできるので重宝していました。また普段の取引でも取引手数料が他社と比べても安く、チャートも使いやすいです。今ではメインの取引口座として使わせてもらっています。
30代・男性

あまりおすすめしません★★
GMO証券のデメリットとしては1,000通貨以下の少額から取引できない、ロスカットと強制決済に手数料がかかる点があげられます。良い点としては、実際に取引しているアクティブトレーダーが多い、スマホアプリの操作性が高い、取引コストが安く、安心して取引できる、スワップポイントが高いので金利でコツコツと稼げることです。
30代・男性

ツールが使いやすい★★★★
PCやスマホに搭載されているツールが非常に扱いやすいのがメリットだと思います。特に、チャート分析に特化したプラチナチャートプラスが搭載されていて、チャート分析に関してはエキスパートだと思います。また、一つの口座だけで複数の取引も行うことができます。しかし最低でも取引金額が1万円以上じゃなければならないのは、かなりリスクに繋がってきてしまいます。
20代・男性

米ドルトムント円以外のスプレッドも安い★★★★
他の会社に比べるとユーロ円やポンド円、豪ドル円のスプレッドが安く、かなりお得に取引をすることができます。スプレッドはFX会社を選ぶにあたり重要視されるポイントの1つだと思いますので、お得に取引できるのはとても大事だと思います。ただ、1回あたりの最低取引数が10,000通貨と他の会社に比べると高めに設定されているので、少額での取引が出来ないのは残念です。
30代・男性

長期で付き合える商品が多い★★★★★
素人が金融商品で利益を出すためには「長く時間をかけて利益を出す」ことが必要だと思います。数時間で乱高下するような商品は素人には危険です。GMOクリック証券は比較的値幅が小さい商品が多く、長く保有して金利や配当が狙える商品も豊富で、初心者向けだと思います。
30代・女性

GMOクリック証券の取扱商品・サービス

GMOクリック証券が取り扱っている商品やサービスの一部は、以下のとおりです。

国内株式 国内取引所に上場する株式に投資
外国債券 外国の通貨を利用して債券に投資
投資信託 株式や債券など、さまざまな資産で運用される商品
一般NISA
ジュニアNISA
非課税で株式や投資信託に投資できる制度
一般NISAは20歳以上、ジュニアNISAは20歳未満の方向け
FX 外国の通貨に投資
自己資金以上の取引が可能
先物オプション 日経平均など、さまざまな指数に投資
自己資金以上の取引が可能

このように、GMOクリック証券ではさまざまな商品を取引することができます。

GMOクリック証券 国内株式について

ここから、GMOクリック証券が取り扱う商品やサービスを、もう少し詳しく見ていきましょう。

まずは、GMOクリック証券の国内株式についてご紹介します。

取扱銘柄:東証の銘柄を取引できる

GMOクリック証券では、東京証券取引所(東証)に上場する銘柄の取引が可能です。

地方取引所にしか上場していない銘柄には投資できませんが、数は多くないため、東証の銘柄を取引できれば十分でしょう。

【東証以外の取引所にしか上場していない企業の数(2021年2月17日時点)】

名古屋証券取引所(名証) 66社
福岡証券取引所(福証) 25社
札幌証券取引所(札証) 16社
(参考)東証の上場企業数 3,753社

手数料:「1約定ごと」または「1日定額プラン」

GMOクリック証券の株式手数料のプランは、以下の2つです。

【GMOクリック証券 2つの手数料プラン】
・1約定ごとプラン:1回の取引ごとに手数料を計算
・1日定額プラン:1日の取引金額の合計で手数料を計算

それぞれの手数料は、以下のとおりです。

【1約定ごとプランの手数料】

1回の取引金額 手数料(税込)
10万円以下 96円
20万円以下 107円
50万円以下 265円
100万円以下 479円
150万円以下 580円
3,000万円以下 917円
3,000万円超 977円
【1日定額プランの手数料】
1日の取引金額 手数料(税込)
20万円以下 234円
30万円以下 305円
50万円以下 438円
100万円以下 876円
200万円以下 1,283円
300万円以下 1,691円
300万円超 以降100万円ごとに295円加算

どちらが有利になるかは、取引の状況によって変わります。

基本的に、1日の取引回数が少ない場合は「1約定ごとプラン」、多い場合は「1日定額プラン」のほうが有利になる傾向があります。

【例1:1回10万円の取引を1日に2回(1約定ごとプランのほうが有利)】
・1約定ごとプラン:192円(=96円×2回)
・1日定額プラン:234円(1日の取引金額が20万円以下の場合)

【例2:1回2万円の取引を1日に10回(1日定額プランのほうが有利)】
・1約定ごとプラン:960円(=96円×10回)
・1日定額プラン:234円(1日の取引金額が20万円以下の場合)

取引ツール:3種類の無料ツール

GMOクリック証券では、以下のような株式取引ツールを提供しています。いずれも利用料は無料です。

【GMOクリック証券 株式取引ツール】
・PC向け:スーパーはっちゅう君
・スマホ向け:iClick株(iPhone)
・スマホ向け:株roid(Android端末)

PC向けの「スーパーはっちゅう君」は、本格的な取引ツールです。さまざまな機能を利用した取引が可能で、画面を好きなようにカスタマイズすることもできます。WEBブラウザでも取引は可能ですが、本格的な取引をしたいならスーパーはっちゅう君をおすすめします。

PC向けツールほどの機能はありませんが、スマホ向けの「iClick株」と「株roid」を活用すれば、外出中でも気軽に取引ができます。

GMOクリック証券 FXについて

次に、GMOクリック証券のFXについて見ていきましょう。

取扱通貨ペア:20通貨ペア

GMOクリック証券のFXでは、以下の20通貨ペアを取引できます。

米ドル/円 カナダドル/円 ユーロ/米ドル ユーロ/豪ドル
ユーロ/円 スイスフラン/円 英ポンド/米ドル 英ポンド/豪ドル
英ポンド/円 トルコリラ/円 豪ドル/米ドル ユーロ/スイスフラン
豪ドル/円 南アフリカランド/円 NZドル/米ドル 英ポンド/スイスフラン
NZドル/円 メキシコペソ/円 ユーロ/英ポンド 米ドル/スイスフラン

※英:イギリス 豪:オーストラリア NZ:ニュージーランド

メジャー通貨ペアである「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」をはじめ、さまざまな国の通貨を取引できます。

取引単位:1万通貨単位

GMOクリック証券のFXでは1万通貨単位(「南アフリカランド/円」と「メキシコペソ/円」は10万通貨単位)で取引します。

例えば「米ドル/円」の場合は、1万米ドル単位で取引することになります。

【取引金額の4%用意すればOK】
1万通貨単位の取引といっても、取引金額を全額用意する必要はありません。GMOクリック証券では、取引金額の4%を用意すれば取引できます。
例えば1米ドル=100円だとすると、1万米ドルの取引金額は100万円です。その4%を用意すればよいので、4万円あれば取引できます。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

手数料(スプレッド):米ドルは0.2銭

FX取引の手数料は「スプレッド」と呼ばれ、買いレートと売りレートの差がそれに当たります。GMOクリック証券の主な通貨ペアのスプレッドは、以下のとおりです。

【GMOクリック証券 スプレッドの例】
・米ドル/円:0.2銭(0.002円)
・ユーロ/円:0.5銭(0.005円)
・英ポンド/円:1.0銭(0.01円)

例えば「米ドル/円(スプレッド0.2銭)」の場合、1米ドルの買いレートが100円だとすると、売りレートは99.998円(=100円-0.002円)になります。1万米ドルだと手数料は20円(=0.002円×1万米ドル)となり、買いの場合は0.2銭以上レートが上昇しないと利益が出ません。

【スプレッドは変動する可能性がある】
GMOクリックはスプレッドを「原則固定」としていますが、市場が急変した場合などは、一時的にスプレッドが拡大する(=手数料が高くなる)可能性があります。
これはGMOクリック証券だけでなく、基本的にどのFX会社でも同じです。常に一定のスプレッドで取引できるわけではないことに注意しましょう。
若山卓也(ファイナンシャルプランナー)

取引ツール:FXでは2つの無料ツールを利用できる

GMOクリック証券では、FX取引用に以下のツールを提供しています。いずれも利用料は無料です。

【GMOクリック証券 FX取引ツール】
・PC向け:はっちゅう君FXプラス
・スマホ向け:GMOクリックFX(iPhone、Android共通)

株式取引ツールと同じく、PC向けのほうが高機能です。自宅で取引する場合はPC向けを、外出中はスマホ向けツールを利用するとよいでしょう。

GMOクリック証券はどんな人におすすめ?

GMOクリック証券は、以下のような方におすすめです。

主に国内株式やFXを取引する方

GMOクリック証券は国内株式手数料が比較的安いため、主に国内株式を取引する方におすすめです。

また取引高が世界一になるなど、多くのFXトレーダーから支持されているFX会社でもあります。

国内株式やFXを取引したい方には、GMOクリック証券がおすすめです。

「GMOあおぞらネット銀行」を使っている方

「GMOあおぞらネット銀行」とGMOクリック証券を連携させると、「証券コネクト口座」を利用できます。

証券コネクト口座の金利は、年0.11%です。GMOあおぞらネット銀行の普通預金金利は0.001%なので、非常に有利な条件でお金を預けられることがわかるでしょう。

株式&FXトレーダーになるならGMOクリック証券

GMOクリック証券は、株式やFXを取引する方におすすめです。無料で使えるツールが充実しているので、快適に取引できるでしょう。

株式やFXの取引を始めようと考えている方は、GMOクリック証券で口座を開設することをおすすめします。

文・若山卓也(ファイナンシャルプランナー)
証券会社で個人向け営業を経験し、その後ファイナンシャルプランナーとして独立。金融商品仲介業、保険募集代理業、金融系ライターとして活動しています。関心のあるジャンルは資産運用や保険、またお得なポイントサービスなど。お金にまつわることなら幅広くカバーし、発信しています。AFP、プライベートバンキング・コーディネーター資格保有。

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