プロミスでお金を借りたいと思っても、審査に通るかどうか、金利はどのくらい付くのかなど不安は多いと思います。そこで、実際の利用者による口コミや評判もチェックしながら、プロミスのメリットやデメリットを洗い出してみました。

プロミスを利用できる人や審査の難易度

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(画像=CJ Nattanai /stock.adobe.com)

CMでもお馴染みのプロミスは、SMBCグループのSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が提供するカードローンです。有人店舗をはじめ無人自動契約機や自社・提携先ATMなどを全国展開し、知名度は抜群といえます。

まずはプロミスのカードローンの基本情報について、下記にまとめてみました。

プロミスの申込条件や金利

・申込条件:年齢20歳~69歳の本人に安定した収入がある人(主婦・パート・アルバイトも可)
・金利(実質年率):4.5%~17.8%
・融資限度額:最大500万円
・担保、連帯保証人:不要
・申し込み方法:WEB、自動契約機、店頭窓口、電話、郵送

主婦やパート、アルバイトの人でも、毎月安定収入があれば借りることができるのは嬉しいですね。

プロミスの審査は厳しい?落ちる理由は?

他の消費者金融と同様にプロミスも審査基準を公表していませんが、口コミや契約成約率を見る限り、特に厳しいという印象はありません。

申し込み条件も幅広い雇用形態を対象としているので、非正規の人でも審査に通る可能性は高いといえます。

カードローンの基本審査では、次のような項目をチェックしていると思われます。

① 本人に毎月安定収入がある
② 基本的に安定した職場である
③ 現在の職場に一定期間勤務している
④ 他社から複数の借り入れがない
⑤ 過去に金融トラブルを起こしていない

特に④と⑤は融資の可否について決め手となる項目です。

複数の消費者金融から融資を受け借り入れが多く残っている場合や、滞納・金融事故の履歴がある場合などは、審査通過は難しいでしょう。こういった人はプロミスだけでなく、他の金融機関でも同じ結果になると思います。

プロミスを利用した人の評判や口コミを徹底検証!

ではさっそく口コミをチェックしてみましょう。

アプリが便利★★★★
借り入れ金額:20万〜49万円
広告などにあるように、登録や借り入れなどが全てスマホひとつで完結しました。審査も早く、申し込みをした後30分ほどで担当者の方から電話があり、確認が完了するとすぐに利用できます。アプリから返済内容、返済日の管理を一括で管理できるので、便利です。UFJ銀行への振り込みキャッシングを利用しましたが、遅くとも翌日までには振り込まれていたのでとても便利だと思います。20代・女性

即日融資がありがたい★★★★
借り入れ金額:20万〜49万円
消費者金融の利用は初めてだったので最初は不安でしたが、申込みがとても簡単なのですぐにお金を借りることができました。インターネットで済むのは便利ですね。有名な会社なだけに多くの方が使っているので、安心感がありますね。正社員じゃなくても借入が可能なので助かりました。急な出費の時の救世主です。20代・女性

在籍確認の電話がかかってくる★★★★
借り入れ金額:〜10万円
プロミスのカードローンはWEBだけで完結するためとても手軽だと思い申し込みしたのですが、在籍確認のために会社に電話がかかってきたのには驚きました。電話対応してくれた社員が「個人名で〇〇さんから電話がありました」と代わってくれたので良かったのですが、上司や社長などに出られたら、消費者金融を利用していることがバレるところでした。30代・男性

いざという時に使いやすくて便利★★★★★
借り入れ金額:20万〜49万円
以前、急な出費のため住宅ローンを払えないという時に、「プロミス」のカードローンを利用してなんとか間に合わせることができました。「プロミス」なら担保などの手続きも不要で、比較的簡単に利用できるのがいいと思いました。30代・男性

初回、利息の優遇が満足★★★★★
借り入れ金額:〜10万円
プロミスのカードローンは初回利用者には利息の優遇があります。最大30日間利息がかからない仕組みになっているので利用しました。電話対応も丁寧で優しい口調のオペレーターでしたので、安心感がありました。審査時間も30分もかかりませんでした。以上のことから信頼できる消費者金融会社です。40代・男性

プロミスを利用するメリット

利用者の口コミにも出てきた「プロミスのメリット」を詳しく紹介します。

消費者金融の中では上限金利が低め

プロミスの金利は年4.5%~17.8%ですが、注目したいのは上限金利が17.8%と他の消費者金融カードローンに比べて低い点です。消費者金融系のカードローンの上限金利は18.0%に設定されていることが多いので、他社から借り入れるより少し利息が安くなる可能性があります。

初めてカードローンを利用する場合、基本的には上限金利が適用されることが多いようです。上限金利が低く設定されていることは、初めてプロミスを利用する人にとってかなりのメリットといえるでしょう。

30日間の無利息サービス

初めてプロミスを利用する人ならば、メールアドレスを登録しWeb明細を利用することで30日間無利息サービスが受けられます。

また、初回利用日翌日から30日間内であれば、追加分の融資も無利息対象です。さらに、初回利用日翌日から30日間内に融資を完済した場合は、再度の利用分についても無利息対象となります。

カードや郵送物なしで即日融資もできる

パソコンやスマホ、プロミス専用アプリで申し込めば、審査から借り入れ、返済までカードなしでWeb完結できます。

24時間365日の申し込みが可能で、曜日や時間帯によっては即日融資も可能です。

さらに、ネットバンキングを利用する「瞬フリ(振込キャッシング)」 というプロミスの会員制Webサービスを使えば、全国約200の金融機関で基本的に24時間365日、最短10秒で無料振込が可能です。

女性専用の申し込みダイヤルがある

プロミスには女性利用客の専用ダイヤル「レディースコール」があります。女性オペレーターだけで構成されているため、初めてで男性スタッフにはちょっと相談しにくい人でも安心です。

プロミスを利用するデメリット

続いてデメリットについても確認しておきましょう。

銀行系カードローンと比べて金利が高い

プロミスは他の大手消費者金融と同様に、銀行系カードローンと比べると金利が高めです。プロミスとアコム、銀行系4社の金利を下記の様にまとめてみました。

プロミス アコム 楽天銀行 三菱UFJ
銀行
オリックス
銀行
ジャパンネット
銀行
金利 4.5〜17.8% 3.0〜18.0% 1.9〜14.5% 1.8〜14.6% 1.7〜14.8% 1.59〜18.0%

銀行系カードローンの金利は低めの傾向があります。しかし消費者金融と比較すると概ね審査が厳しく、融資までに時間がかかります。

勤務先に「在籍確認」の電話がかかる

基本的には審査の際に、勤務先へ在籍確認の電話がかかってきます。プロミスの名称ではなく担当者個人名での連絡ですが、銀行系はもちろん、よほどの事情がない限りほとんどの消費者金融が行う手続きです。

コンビニATMでの借入・返済に手数料がかかる

借入や返済の方法によっては、手数料が発生する場合があります。プロミスATMや三井住友銀行ATM、お客様サービスプラザ(店頭窓口)は無料ですが、提携金融機関ATMやコンビニATMの場合は借入・返済とも1万円以下で税込110円、1万円超で税込220円がかかります。

プロミスに向いているのはこんなタイプ

では、どんな人がプロミスに向いているのでしょうか?

初めてプロミスを利用する人

プロミスでは初めての利用者に対し、「30日間無利息サービス」を設けています。メールアドレスを登録しWeb明細を利用するだけで対象となるので、初めての人にはおすすめです。

「即日融資」や「いつでも融資」を希望する人

スマホやパソコンによるWeb完結申し込みなら、審査結果は最短30分で即日振込もできます。会員制Webサービス「瞬フリ」は基本的に24時間365日の融資が可能で、最短10秒で登録済み口座に振り込まれます。

長期での返済を希望する人

プロミスの上限金利は17.8%と、他大手消費者金融の18.0%と比べ0.2%低くなっています。初めての利用者には基本的に上限金利が適用されるため、長期に借りるならば金利分が他社より有利です。

プロミスの申し込み方法

申し込みには以下5つの方法があります。好きなものを選び、生年月日や住所、年収、借入状況、希望借入金額などの基本情報を入力したり伝えたりします。

ただ、申し込み後に審査を通過しても、いずれの方法もその後の在籍確認ができなかったり本人確認書類が不備だったりした場合は契約・融資に至らないこともあります。

Web(スマホやパソコン)や専用アプリ

パソコンやスマホ、専用アプリを使いWeb経由で申し込むもので、24時間・365日受け付けています。審査通過後の契約手続きでカード不要を選べば、契約はWebで完結します。

無人自動契約機

必要書類を持参したうえで、契約機タッチパネルに必要事項を入力して申し込むと、審査結果がその場でわかり、通過すればカードが発行されます。

お客様サービスプラザ(店頭窓口)

必要書類を持参したうえで、担当者に必要事項を伝えて申し込むと、その場で審査結果がわかり、通過すればカードが発行されます。

プロミスコール(電話)

フリーコールで必要事項を伝えると30~60分で審査結果の電話があり、自動販売機か店頭窓口に必要書類を持参して手続きし、通過すればカードが発行されます。

郵送

店頭などにある申込書に必要事項を記入し必要書類のコピーと一緒に郵送すると、後日電話などで審査結果の連絡がきます。その後、契約書類・カードが自宅に簡易書留郵便で郵送されます。

それぞれの受付時間

上記の方法は、それぞれ申し込みの受付時間が異なります。自分の都合に合わせて申し込んでみてください。

<申込受付が可能な時間帯・曜日>

申込方法 時間帯・受付日
Web(PC・スマホ・アプリ) 24時間・365日
無人自動契約機 9:00~21:00(土・日・祝もOK)(※)
お客さまサービスプラザ(店頭窓口) 10:00〜18:00(平日のみ)
プロミスコール(電話) 9:00〜21:00(土・日・祝もOK)
郵送 制限なし
(※)契約機により営業時間が異なります。

返済計画も入念に

無利息期間や迅速融資など便利なサービスがそろっているプロミスですが、融資金額が増えたり返済期間が長くなったりすれば金利も膨らみます。安易に借りすぎないように注意しましょう。

また、余裕ができたら少しずつでも返済しておくといった対応も必要です。毎月の給料日には一定額を入金するなど、計画的に利用してください。

文・渡辺友絵(ライター・編集者)
流通系業界紙編集部で取材や執筆、編集業務に長年従事し、ビジネス系著書なども発行。 現在はライター・編集者として、通販やECを中心に経済、小売、法律、金融、教育、ジェンダーなどの記事を紙媒体やWEB媒体に執筆しています。

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