後場とは何か？
(画像=筆者作成)
後場とは証券取引所における午後の取引時間のことで、東証（東京証券取引所）では12時半から15時までである。これに対して午前の時間帯、東証における9時から11時半までの取引時間を「前場」という。
「今日の日経平均株価は後場で乱高下し、静かだった前場とはまったく異なる動きを見せた」といったように使われる。
東証（東京証券取引所）には前場と後場があり、その間は取引が行われないが、海外の証券取引所にはこのような区分が存在しないところが多い。
後場に関連して覚えておきたい用語は？
「寄付」とは、前場・後場で最初に成立した取引のことだ。後場の寄付を「後場寄り」「後場寄付」という。
これに対して「引け」とは、前場・後場における最後の売買のことだ。後場の引けのことを「大引け」といい、大引けは単に取引時間の終了を指すこともある。
執行条件付き注文の一つに「寄付注文」があり、前場・後場の寄付でのみ有効となる注文方法である。
寄付注文と対をなすのが「引け注文」であり、引けでのみ有効となる注文方法だ。
【合わせて読みたい記事】
前場（ゼンバ）
引け・大引け（ヒケ・オオビケ）
寄付（ヨリツキ）
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