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つみたてNISAは、投資を促すために国が用意した税制優遇制度の1つで、通常なら投資の利益に発生する約20%の税金がかからなくります。しかし残念ながら、住信SBIネット銀行の口座ではつみたてNISAを始めることはできません。そのため、つみたてNISAを始めたい場合はSBI証券の口座を開設するか、あるいは他の金融機関を検討する必要があります。
この記事では以下のような疑問に答えています。
住信SBIネット銀行でつみたてNISAはできない
住信SBIネット銀行ではるつみたてNISAの取扱がありません。よって、つみたてNISAを始めたいなら他の金融機関(銀行あるいは証券会社)で口座を開設する必要があります。
もし銀行で積立NISAを始めたい場合は、三菱UFJ銀行やゆうちょ銀行などの大手銀行が選択肢に入ります。ただし、以下のように商品取扱数が少ないためあまりおすすめはしません。
つみたてNISAは、銀行ではなく証券会社で始めてみるのがおすすめです。なぜなら、取扱商品の充実度が全く違う上に、クレカ積立などを利用すればたくさんのポイントを貯めることも可能だからです。
つみたてNISAを始めるならSBI証券がおすすめ
つみたてNISAを始める証券会社として、SBI証券は非常におすすめです。SBI証券のつみたてNISAには以下6つのメリットがあります。
SBI証券を選ぶメリット1:商品ラインナップが充実している
主要ネット証券会社のつみたてNISA取扱銘柄数
証券会社 | つみたてNISA取扱銘柄数 |
---|---|
SBI証券 | 185本 |
楽天証券 | 183本 |
auカブコム証券 | 180本 |
松井証券 | 178本 |
マネックス証券 | 157本 |
SBI証券のつみたてNISAは、取扱銘柄数が多いのが特徴です。2022年12月●日現在は「185本」もの商品を取り扱っています。他社と比較して、商品数は最も充実しているといえます。
金融庁が認めたつみたてNISAの対象銘柄は216本(2022年12月1日現在)ですから、全体の約86%をカバーしています。
豊富な選択肢の中から投資先を選べるということは、SBI証券の大きな強みといってよいでしょう。
SBI証券を選ぶメリット2:4種類のポイントを貯められる
主要ネット証券会社のつみたてNISAで貯まるポイント
証券会社 | ポイントの種類 | 投信保有 | クレカ積立 |
---|---|---|---|
SBI証券 | Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル、Vポイント | ○ | ○ |
楽天証券 | 楽天ポイント | △(※1) | ○ |
auカブコム証券 | Pontaポイント | ○ | ○ |
松井証券 | 松井証券ポイント | ○(※2) | × |
マネックス証券 | マネックスポイント | ○ | ○ |
主要なネット証券会社の多くでは、投信保有やクレカ積立でポイントが貯まります。
中でもSBI証券では、貯めるポイントを選ぶことができるという特徴があります。(他の4社では、貯められるポイントは、それぞれ1種類です。)
普段使っていないポイントが貯まっても、使い道に困ったり、忘れてしまうことがありますから、大変便利な仕組みです。
ポイントを貯めることは決して投資の本質ではありませんが、これは他の証券会社にはない魅力といえるでしょう。
SBI証券のつみたてNISAでは、ポイントの貯め方は次の2つです。(詳細は「メリット3」「メリット4」で解説します。)
貯め方 | 貯まるポイント |
---|---|
投資信託保有残高に応じた毎月のポイント付与(投信マイレージ) | Tポイント、Pontaポイント、dポイント、JALマイルの中から1つを選択して貯められます。 |
SBI証券を選ぶメリット3:投資信託の保有残高に応じてポイントが貯まる(投信マイレージ)
SBI証券では、投資信託の保有金額に応じたポイントを毎月受け取ることができます。つみたてNISAで購入した投資信託も対象になっているため、積極的に活用しましょう。
ただし、つみたてNISAで人気の、低コストのインデックスファンドは、ポイント付与率も低くなっています。(ポイントの付与率は、商品の種類と保有金額によって異なります。)
とはいえ保有資産がまとまった金額になれば、それなりのポイントが貯まるので、とてもありがたいサービスであることは間違いありません。
SBI証券における、つみたてNISA人気上位5銘柄のポイント付与率の例は次のとおりです。
銘柄 | ポイント付与率 (年率) | 100万円保有時に 1年間で貯まるポイント |
---|---|---|
SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド | 0.022% | 220ポイント |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 0.042% | 420ポイント |
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500) | 0.034% | 340ポイント |
SBI-SBI・V・全米株式インデックス・ファンド | 0.022% | 220ポイント |
SBI-SBI・全世界株式インデックス・ファンド | 0.022% | 220ポイント |
なお、投信マイレージは他社から移管入庫された投資信託も対象になります。同様のサービスを廃止してしまった楽天証券をメインで使用している方は、SBI証券へ乗り換えるメリットは大きいといえるでしょう。
SBI証券を選ぶメリット4:投信のクレカ積立でポイントが貯まる
SBI証券のつみたてNISAは、東急カードでクレカ積立を行うことで、ポイントが貯まります。(月5万円の限度あり。ポイント付与率はカードの種類によって異なります。)
「年間100万円=1カ月あたり約8.3万円」です。生活費の支払いをこのカードにまとめれば、困難な条件ではないでしょう。さまざまな特典が得られるゴールドカードを、年会費無料で持てるのは魅力的です。
ただし、クレカ積立の分は、年会費永年無料の条件である年間100万円の判定には含まれないため、ご注意ください。
SBI証券を選ぶメリット5:投資信託の積立サービスが充実
SBI証券のつみたてNISAは、次の特徴があります。
- 100円から購入できる
- 投資頻度を「毎日」「毎週」「毎月」「毎月複数日」「隔月」から選択できる。
- 「NISA枠ぎりぎり注文」「課税枠シフト注文」という便利機能がある。
投資といえば何万円ものお金が必要なイメージがありますが、SBI証券なら100円から投資信託を購入できます。
「値動きに慣れるために毎月100円ずつ投資する」ということも可能です。投資初心者が小さな額から投資をスタートするのに適しているといえるでしょう。
また、購入頻度の選択肢も豊富です。「毎月」「毎日」「毎週」「毎月複数日」「隔月」から購入頻度を選択できます。(商品ごとに購入頻度を変えることも可能です。)
※ただしクレカ積立だけは毎月購入しか選択できません。ご注意ください。
また、NISAの投資可能枠を余らせないよう、次のような機能も用意されています。
NISA枠ぎりぎり注文 | 残りの投資可能枠に応じて、自動的に金額調整を行う機能 |
---|---|
課税枠シフト注文 | 投資可能枠をオーバーする場合、はみ出る金額分は課税口座で注文する機能 |
購入設定の自由度が高いため、自分の考え方やライフスタイルに合った投資を楽しめそうです。
SBI証券を選ぶメリット6:「かんたん積立アプリ」でつみたて設定を管理可能
SBI証券でつみたてNISAを始めるときは「かんたん積立アプリ」が便利です。投資信託の買付・決済、積立設定の管理、保有状況や銘柄情報のチェックなど、多くのことがこのアプリで可能になります。
※アプリには一部機能の制限があるため、SBI証券のサイトへのアクセスが必要になることもあります。
SBI証券のデメリット1:インターネット上での取引になる
SBI証券はネット証券会社のため、手続きは主にインターネット上で行います。そのため、パソコンやスマホでの操作に不慣れな方は、不安に思うかもしれません。その場合は、コールセンターのサポートを受けながら、少しずつSBI証券での手続きに慣れていきましょう。
「難しいから、店舗型の証券会社や銀行の窓口で、人に相談したい」と思う方にとって、証券会社や銀行の窓口では、高コストな金融商品を買わされるリスクもあるというデメリットがあります。
SBI証券のデメリット2:国内株式、海外株式、投資信託のアプリが別々に分かれている
SBI証券は、国内株式、海外株式、投資信託を管理するアプリが、それぞれ独立しています。
商品ごとに「SBI証券 株アプリ」「SBI証券 米国株アプリ」「かんたん積立アプリ」と、アプリを使い分ける必要があるため、その点はやや煩雑といえるかもしれません。
SBI証券でつみたてNISAを始めるなら住信SBIネット銀行の口座も必要?
SBI証券でつみたてNISAの口座を開設するなら、住信SBIネット銀行の口座も同時開設するべきです。必ずしも住信SBIネット銀行が必要というわけではありませんが、同時開設しておくことで「SBIハイブリッド預金」が利用できるという大きなメリットがあります。
SBIハイブリッド預金は「SBI証券で金融商品を買うためのお金を入れておくための、もう1つの銀行口座」のイメージです。円普通預金(代表口座)とは区別して管理されます。
円普通預金(代表口座)からお金を移動する(振り替える)ことで、SBIハイブリッド預金にお金が入ります。このお金を使って、SBI証券で金融商品の取引をすることができます。
SBIハイブリッド預金利用時、SBI証券で取引を行うと下表のようになります。
・SBI証券でお金を「支払う」場合 (金融商品の購入など) | 自動的にSBIハイブリッド預金から支払われる。(※) |
・SBI証券でお金を「受け取る」場合(金融商品の売却、配当金の受取りなど) | 受け取ったお金が、自動的にSBIハイブリッド預金に移動する。 |
普通預金からSBIハイブリッド預金に移動した(振替えた)お金は、SBI証券で金融商品(株や投資信託、債券など)を購入するために使えます。(上の画像は、100万円で株式を購入した場合のイメージ図です。)
逆に、SBI証券口座で金融商品を売却するなどしてお金を受け取ると、受け取ったお金は自動的に移動して、SBIハイブリッド預金に入ります。(上の画像は、50万円で株式を購入した場合のイメージ図です。)
\SBI証券と住信SBIネット銀行は同時申込み可能/
金利が10倍になる上に利息が毎月もらえる
現在、住信SBIネット銀行や日本のメガバンク3行の普通預金金利はいずれも0.001%です。SBIハイブリッド預金を利用すると、この普通預金金利が10倍の0.01%にアップします。
また、住信SBIネット銀行の普通預金やSBIハイブリッド預金は利払いが毎月行われます。 (毎月第3土曜日に利息が計算され、翌日に口座に入金されます。)
利払いの回数は、他の一般的な銀行では年2回というのが主流ですから、嬉しいポイントです。(メガバンク3行や楽天銀行は、いずれも年2回です。)
現在の低金利下の日本では、いつでも引き出せる預金に、ノーリスクで0.01%もの利息がつくサービスは稀といえます(※)。しかもその手段は、銀行口座と証券口座を連携させるだけですから、活用しない手はありません。
※ただし楽天証券と楽天銀行の同様のサービス「マネーブリッジ」の利息は、これより高くなっています。(300万円まで0.1%) 資金移動が楽になる
円普通預金(代表口座)からSBIハイブリッド預金にお金を移動しなければ、SBI証券で金融商品を買うことが出来ません。この面倒なお金の移動をスムーズにしてくれるのが「定額自動入金サービス」「定額自動振替サービス」です。
定額自動入金サービス | 住信SBIネット銀行口座への、他の銀行口座からのお金の移動を自動化(手数料無料) |
定額自動振替サービス | SBIハイブリッド預金や目的別口座への、円普通預金(代表口座)からのお金の移動を自動化(手数料無料) |
この2つを最初に設定すれば、面倒なお金の移動が自動化されます。これで「うっかりお金を移動し忘れて、つみたてNISAで投資信託を定期購入するためのお金が足りなくなってしまう」ということを防げるでしょう。
なお、逆にSBIハイブリッド預金から円普通預金(代表口座)へ自動的にお金を移動できるサービスは、現在ありません。
もし今後そういったサービスが実現すれば、老後やFIRE達成後(資産取崩し期)の生活資金として、投資信託を売ったお金や配当金の移動がスムーズになるでしょう。
\SBI証券と住信SBIネット銀行は同時申込み可能/
ATMも無料で使えるようになる
住信SBIネット銀行には、「スマートプログラム」という優遇プログラムがあり、「ATM手数料無料」「振込手数料無料」といった特典を受けられます。
手数料無料の回数は、商品やサービスの利用状況等に応じた1~4のランク(スマブロランク)で決まります。(最高が4)
新規口座開設者はランク2からスタートしますが、この時点でATM手数料、振込手数料ともに5回ずつ無料です。(普通のご家庭はこれで十分でしょう。)
なお、ランク3(無料回数 各10回)にアップするためのおすすめの方法は、次の3条件を達成することです。(前提として「スマート認証NEO」の登録が必要です。)
条件 | 簡単な達成方法 | |
① | SBIハイブリッド預金の月末残高あり | SBIハイブリッド預金に1円入れておく(※1) |
② | 給与、賞与または年金の月内ご入金あり | 給与受取口座を住信SBIネット銀行に指定する |
③ | 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり | 外貨預金口座に1ドル預け入れる(※2) |
\SBI証券と住信SBIネット銀行は同時申込み可能/
SBI証券でつみたてNISAの口座を開設する方法
では、SBI証券でつみたてNISAを始めたいと思った場合、どのような手続きが必要になるのか見ていきましょう。
つみたてNISAの始め方
つみたてNISAを始めるには、以下のような手続きが必要です。
(1)金融機関を選んで、口座開設手続き
(2)投資する銘柄を選んで、購入手続き
つみたてNISAは毎回同額をコツコツと積み立てていく投資ですので、最初の購入時に一度設定しておけば、あとは特に何もしなくても自動的に毎回の買付が行われます。積立開始後は、あせらずじっくりと長期的な視点で、値動きの推移を見守ります。
つみたてNISAの口座開設手順と取引方法
SBI証券でつみたてNISAを始める場合の具体的な手続き方法を紹介します。
・口座開設手続き
つみたてNISAの取引をするにはNISA口座が必要ですが、NISA口座を用意するためには「総合口座」の開設が必要です。SBI証券では、証券総合口座(SBI証券で扱うさまざまな投資に利用できる口座)を開設するときに、NISA口座(NISAとつみたてNISA専用の口座)の同時開設も選択することができます。
総合口座の開設申込はSBI証券のホームページから手続きできます。申込画面で「つみたてNISAに申し込む」という欄にチェックを入れ忘れないよう気を付けましょう。
手続きの過程で本人確認書類を送付しますが、「郵送」ではなく「WEBでアップロード」を選ぶと時間や手間を省けます。最短2営業日でNISA口座での取引をスタートできるようになります。
・購入手続き
口座の準備が済んだら、次は投資する銘柄を選んで購入する手続きです。SBI証券の銘柄検索画面で、選べる銘柄を一覧したり条件を絞って検索したりできます。その中から投資先を選び、「つみたてNISA買付」というボタンをクリックしましょう。
すると、積立の頻度を「毎月・毎週・毎日」から選んだり、毎回の積立金額を設定したりする画面に移ります。ここで設定を済ませ、目論見書(投資先の概要や重要事項について説明する書面)を確認したら、「確定する」というボタンを押して完了です。
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