上値抵抗線とは何か?
上値抵抗線とは価格(株価など)の上昇が抑えられるライン(価格帯)のことで、「レジスタンスライン(resistance line)」とも呼ばれる。
一般的には、チャート上の過去の高値と高値を結んだ線を指し、このラインまで価格が上昇すると売り圧力が強まり、価格の上昇が抑えられる傾向がある。
移動平均線が上値抵抗線になることもある。特に、下降トレンドでは上値抵抗線として意識されやすい。
上値抵抗線はどんな時に役に立つ?
上値抵抗線は、相場の勢いを見る際に役立つ。上値抵抗線を超えられなければ上昇の勢いは弱く、上値抵抗線を突破できれば上昇の勢いが強いと判断できる。
上値抵抗線突破は強力な買いシグナルであり、それまでの上値抵抗線は下値を支える「下値支持線(サポートライン)」として意識されるようになる。
上値抵抗線突破後は、一旦調整が入り下落に転じることもある。これまでの上値抵抗線の手前で反発し、下値抵抗線として機能していることを確認できれば、上昇への期待はより高まる。
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