下値支持線(シタネシジセン)とは何か?

下値支持線(シタネシジセン)
(画像=筆者作成)

下値支持線とは価格(株価など)の下値を支えるライン(価格帯)のことで、「サポートライン(support line)」とも呼ばれる。

一般的には、チャート上の過去の安値と安値を結んだ線を指し、このラインまで価格が下落すると買い圧力が強まり、下げ止まったり、反発に転じたりする傾向がある。

移動平均線が下値支持線になることもある。特に、上昇トレンドでは下値支持線として意識されやすい。

下値支持線はどんな時に役に立つ?

下値支持線は下値の目安となり、上昇トレンドが継続していれば押し目買いのポイントとなる。

下値支持線の下抜けは「底抜け」ともいわれ、強力な売りシグナルとなる。下抜け後は、それまでの下値支持線は上値を抑える「上値抵抗線(レジスタンスライン)」として意識される。

底抜け後に反発したものの、上値抵抗線(それまでの下値支持線)を超えられなければ、下落が加速しやすい。

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