キャデラックのミドルサイズSUVのXT5とミドルサイズ3列シートSUVのXT6がマイナーチェンジ。グレード展開の拡充や新ボディカラーの設定などを敢行
ゼネラルモーターズ・ジャパンは2021年10月1日、ミドルサイズ5名乗りSUVのキャデラックXT5とミドルサイズ6名乗り3列シートSUVのキャデラックXT6を一部仕様変更し、同時に価格改定を実施して発売した。
まずXT5は、精悍なエクステリアとスポーティな走行性能を誇る「プラチナムスポーツ」に加えて、充実した装備とラグジュアリー性を備えながら価格帯を抑えた「プレミアム」グレードを追加設定。プレミアムは外装にクロームシルバーメッシュグリルやクロームシルバールーフレール、クロームシルバードアハンドル、18インチ6スプリットスポークアルミホイール(パールニッケルフィッシュ)+235/65R18タイヤなどを、内装に本革シートやデュアルゾーンオートエアコン、新世代キャデラックユーザーエクスペリエンス8インチカラーインフォメーションディスプレイ、Boseアクティブノイズキャンセレーションなどを標準で装備する。一方、プラチナムスポーツはボディカラーのラインアップを変更。従来のシャドーメタリックに代わり、落ち着きのあるグレートーンのワイルダーメタリックを新採用した。車両価格はプレミアムが689万円、プラチナムスポーツが799万円に設定している。
次にXT6については、「プラチナム」のモノグレード構成はそのままに、ボディカラーのラインアップを変更。従来のシャドーメタリックに代わり、大人の雰囲気を感じさせる瀟洒なローズウッドメタリックを新採用する。車両価格は899万円に設定した。
パワーユニットはXT5とXT6ともに従来と共通で、3649cc・V型6気筒DOHC直噴ガソリンエンジン(最高出力314ps/6700rpm、最大トルク368Nm/5000rpm)を搭載。トランスミッションには9速ATを組み合わせ、駆動システムはモードセレクト機能(ツーリング/AWD/スポーツ/オフロード)付トルクベクタリングAWDのインテリジェントAWDシステムを採用している。
(提供:CAR and DRIVER)