アルファロメオのプレミアムSUVのステルヴィオに特別限定モデルの「ステルヴィオ・ヴィスコンティ・エディション」を設定。ヴィスコンティ・グリーンメタリックの外装色にチョコレートのレザーインテリアを採用
FCAジャパンは2021年11月24日、アルファロメオのプレミアムSUVのステルヴィオに特別仕様車の「ステルヴィオ・ヴィスコンティ・エディション(Stelvio Visconti Edition)」をラインアップし、12月11日より発売すると発表した。車両価格は729万円の設定で、販売台数は50台の限定だ。
今回の特別仕様車は、1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン(最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm)+電子制御8速AT+Q4(電子制御式4輪駆動システム)でパワートレインを構成する「2.0ターボQ4ヴェローチェ」をベースに、アルファロメオの創業の地である伊ミラノの名家で、そのビッシオーネ(大蛇)の紋章がアルファロメオのエンブレムに取り入れられている、「ヴィスコンティ家」の栄光をリスペクトして内外装を特別に仕立てたことが特徴である。
まずエクステリアでは、ボディカラーにヴィスコンティ家の紋章から着想を得た専用色のヴィスコンティ・グリーンメタリックを採用。足もとには、イエロー仕上げのブレーキキャリパーを組み込む。ベースモデルと同様、ボディ同色のホイールアーチ/サイドスカート/リアバンパーやヴェローチェ専用スキッドプレート、ダークエキゾーストパイプフィニッシャーも装備した。
内装に関しては、名家の雰囲気を彷彿させるチョコレートカラーのレザーインテリアを特別装備。ベース車と同じく、前席には8ウェイパワー調整機構付きスポーツレザーシートを、スポーツペダルやキックプレートなどにはアルミニウム材を、センター部には8.8インチタッチディスプレイのConnectシステムを、オーディオにはharman/kardonプレミアムオーディオシステムを採用した。
機能装備の面では、基本的にベース車を踏襲。ALFA DNAドライブモードシステムやALFA LINKサスペンション、アダプティブクルーズコントロール(ACC)、トラフィックジャムアシスト(TJA)、ハイウェイアシストシステム(HAS)、レーンキーピングアシスト(LKA)、アクティブブラインドスポットアシスト、リアクロスパスディテクション(RCPD)、トラフィックサインレコグニション(TSR)、インテリジェントスピードコントロール(ISC)、ヒルディセントコントロール(HDC)、エレクトロニックスタビリティコントロール(ESC)などを標準で装備する。シューズには5ホールデザイン20インチアルミホイール+255/45R20タイヤを装着した。
(提供:CAR and DRIVER)