この記事は2022年6月18日に「月刊暗号資産」で公開された「SGグランドチャンピオン開催を記念してボートレース業界初のNFTアート販売へ」を一部編集し、転載したものです。


NFT
(画像=Chaosamran_Studio/stock.adobe.com)

唐津市ボートレース企業局(佐賀県)は17日、今月21日からボートレース業界初の取り組みとなるオリジナルNFT(非代替性トークン)コラボアートを販売開始すると発表した。

NFTアート化されるのはSG(スペシャルグレード)の中のSGと呼ばれる「SG第32回グランドチャンピオン」レース。真のトップレーサーのみが出場できる最高峰のボートレースだ。

ボートレース業界におけるNFT商品の販売は初の試みとなり、今回のNFT商品の売上は全額、唐津市へ寄付されるという。

ボートレースのグランドチャンピオン決定戦競争(グラチャン)は毎年6月下旬から7月上旬にかけて開催されるSG競争のひとつ。SG競争の得点上位者だけが参加できるハイレベルなレースで、今回の「SG第32回グランドチャンピオン」は12年ぶりに唐津での開催となる。

オリジナルNFTは21日~26日の期間内にNFTプラットフォーム「animap」にて販売される。

プレスリリースによると、NFT分野で活躍するクリエイティブチーム「Big Hat Monkeys」とのオリジナルNFTコラボアートを実現した。象徴となる「帽子を被ったモンキー」のキャラクターがボートレーサーに扮したボートレースとストリートカルチャーの融合した貴重な作品となる。また、今回「Big Hat Monkeys」の作品として、初の女性キャラクターアートも販売するという。

購入はanimapにアクセスし、ログインまたはアカウントを新規作成してログインする。その後、暗号資産ウォレット・Metamask(メタマスク)と連携し、入札に参加できるという。

Big Hat MonkeysはHipHopミュージックのMusicNFTとイラストNFTを手掛けている。大手NFTマーケットプレイス・OpenSeaでの総取引料は250ETHを超えるという。

MusicNFT「Colors」や夢に向かって戦うサムライを描いた3,600体のジェネラティブコレクション「Samurai Monkeys」などのNFTアートがリリースされ、大きな反響を呼んだ人気NFTクリエイティブチームだ。

animapは博報堂DYミュージック&ピクチャーズが運営するNFTプラットフォーム。主事業であるアニメを中心に、NFT事業に取り組みたいIPホルダー、企業のパートナーとしてNFT事業推進を支援しており、様々なジャパンコンテンツNFTを取り扱っている。(提供:月刊暗号資産