「アトモス」CEOの本明秀文氏がYouTubeで涙の退任会見
(画像=セブツー」より引用)

スニーカーショップの「アトモス(atmos)」創業者でフットロッカーアトモスジャパンのCEOの本明秀文氏は1月31日、アトモスのYouTubeチャンネル及び公式インスタグラム上のライブ配信で引退会見を開き、辞任を発表した。

会見では「辞めようと思ったのは3、4カ月前です。僕は変わり者なので、言葉ではなく違う形(スニーカーなど)で表現してきました。2021年にフットロッカーにアトモスを売却してから、表現したいことが上手く伝わらずにいて、もうアトモスではダメだなと思ってしまいました。それと逆に僕がフットロッカー側だったら、僕ってすごい使いづらいだろうなって思ったのが、自ら退任する道を選んだ大きな理由です。僕のことが好きでも嫌いでも、僕はアトモスを創業してから25年間、皆さんのおかげで生活してこれたし、皆さんと一緒にスニーカー文化を作ってこれたと感謝しています。世界的に広まっているスニーカー文化は日本から始まっているもので、アトモスを好きでいてくれた皆さんのおかげだと思います。ありがとうございました。最後は僕がいつも散歩の時に歌っている歌を歌いたいと思います。

悲しくて 悲しくて 涙が溢れるよ
夢の中見た夢は 僕が靴を売っている
悲しくて 悲しくて 涙が止まらない
悲しくて 悲しくて 涙が止まらない

本当にありがとうございました」とザ・フォーク・クルセダーズ(The Folk Crusaders)の「悲しくてやりきれない」をサンプリングしたオリジナル曲を涙ながらに歌い、社員や関係者、ユーザーへ感謝を伝えた。

本明氏は『「アトモス」売却で468億円手にした本明秀文は「おにぎり屋」でも成功できるか?』で既報した通り、大塚の老舗おにぎり屋「ぼんご」の女主人である右近由美子と新会社を設立。1月18日には新宿3丁目におにぎり屋「ぼんこ」がオープンしている。

【引退会見】本日2023年1月31日本明秀文はatmosを退職します。-atmos HEADLINE NEWS-Vol.170-