楽天グループは2月14日、2022年2月期の通期連結決算を発表した。売上高にあたる売上収益は1兆9278億円(前期比14.6%増)、営業利益は3638億円の赤字(前年は1947億円の赤字)、親会社の所有者に帰属する当期利益は3728億円の赤字(同1338億円の赤字)で、過去最高の売上収益だったものの過去最大の最終赤字だった。最終赤字は4期連続。「楽天市場」などのインターネットサービス事業や金融事業が好調で売上収益を牽引したものの、携帯電話事業は4928億円の営業損失を計上しており、基地局などへの1兆年を超える巨額の投資が引き続き財務を逼迫している。