この記事は2023年2月27日に「CAR and DRIVER」で公開された「2023年1月、欧州メーカー別新車販売で驚愕の伸び率が判明した」を一部編集し、転載したものです。
テスラが脅威的な伸び率をマークした
ACEA（欧州自動車工業会）が発表した欧州地域（EU+EFTA+UK）のメーカー別新車販売台数を紹介する。
メーカー／グループ別で数字をまとめると以下のようになる。
・VWグループ：23万8000台（前年同月比11.9％増）
・ステランティス：15万6553台（同0.2％減）
・ルノー・グループ：9万4889（同24.0％増）
・ヒョンデ・グループ：8万5444（同0.7％増）
・トヨタ・グループ：7万3299（同11.4％増）
・BMWグループ：5万5448（同10.8％減）
・フォード：3万7609（同2.0％減）
・メルセデス・ベンツ：3万5977（同7.5％減）
・ボルボカーズ：2万736（同5.3％増）
・日産：1万9343（同21.3％増）
・マツダ：1万4950（同42.1％増）
・スズキ：1万2581（同20.6％増）
・ジャガー・ランドローバー：9729（同27.5％増）
・テスラ：9469（同1021.9％増）
・ホンダ：4690（同14.2％減）
・三菱：2496（同33.4％減）
VWグループ（アウディ、シュコダ、セアと、ポルシェなどを含む）が唯一20万台以上を販売し、中でもVWは単体でも10万213台と、10万台以上を記録した。
ルノー・グループ（ダチア、アルピーヌ）を含むは、ダチアが前年比40.7％増の4万7998台を販売し、グループの伸びに貢献した。
ヒョンデ・グループは、昨年キアが投入したBEVの販売拡大に期待がかかる。
注目はテスラである。前年1月は844台の販売だったが、今年は9469台。10倍以上の伸びで、ジャガー・ランドローバーの規模に迫る。BEVシェアがマーケット全体で10％を超える欧州において、テスラが今年どこまで販売シェアを伸ばすのか注目だ。
（提供：CAR and DRIVER）
