WBC2023で日本が優勝!優勝トロフィーは「ティファニー」が制作
(画像=「セブツー」より引用)

「ワールド・ベースボール・クラシック2023(以下、WBC)」の決勝戦が米国のローンデポ・パークで行われ、日本がアメリカを下し3度目の優勝を果たした。日本が優勝したのは3大会ぶり。大会のMVPには大谷翔平が選ばれた。

侍ジャパンには米メジャーリーグから大谷、ダルビッシュ有、ヌートバーが参加、また日本からも佐々木朗希や村上宗隆など球界を代表する選手が参加しており、大きな期待と注目を集めていた。

先発ピッチャーの今永昇太をはじめ、戸郷翔征、高橋宏斗、伊藤大海、大勢、ダルビッシュ有、大谷の豪華な投手リレーによって米国打線を2点に抑えこむ。最終回のマウンドを任された大谷は出塁を許しピンチをつくるも、最後は米エンゼルスのチームメイトであり米メジャーリーグ屈指の打者の一人、マイク・トラウト(Mike Trout)を空振り三振にねじ伏せ、雄叫びを上げた。

準決勝から調子をあげた村上宗隆の完璧な一振りが試合を動かした。2回に村上がソロ本塁打を放つと、続いて岡本和真や源田壮亮の安打によって逆点。4回には岡本の一発でさらにもう1点を追加した。

「WBC」の今大会MVPには投打で活躍した大谷翔平が選出され、優勝のトロフィーを受け取った。

大谷が高く掲げた優勝トロフィーは「ティファニー(Tiffany&Co.)」が制作したもの。「ティファニー」は2005年から「WBC」の優勝トロフィーを手がけている。今大会のトロフィーの制作期間は4カ月にもわたり、全て手作業によるものだ。スターリングシルバーを主な材料とし、24金をアクセントとして使用。高さは約61cm、重さは11kgを超える。

「ティファニー」は他にも様々なスポーツ大会のトロフィーを手がける。アメリカンフットボール最大の大会、NFLスーパーボウルチャンピオンシップにおける優勝チームに送られるトロフィーは、その制作を第1回からティファニーが担当。その他アメリカのバスケットボールプロリーグであるNBAの優勝トロフィーや、全米オープンテニス、近年ではeスポーツのトロフィーを制作している。