セイコーウオッチは、「グランドセイコー(GRAND SEIKO)」のマスターピースコレクションの新作「SBGZ009」を6月9日から発売を開始する。世界限定50本で、そのうち25本を国内で販売する。価格は9,515,000円。「グランドセイコー」の新作は、北八ヶ岳の八千穂高原に広がる幻想的な白銀の白樺林の情景を、プラチナ製のケース全体とダイヤルで表現した1本だ。
「グランドセイコー」といえば、余韻冷めやらない第5回「ワールド・ベースボール・クラシック2023」で日本代表として優勝を果たした米ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平選手が、同じく日本代表として共に戦ったセントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手に贈ったことで大きな話題になった、日本が誇る最高峰の腕時計ブランドだ。
今回、発売する「SBGZ009」は、14Kホワイトゴールド製の時分針とインデックスが特徴で、さらに秒針はブルースチールと同じ製法によって鉄の針を熱したグレーの針を採用している。搭載する「キャリバー9R02」は、マイクロアーティスト工房が手がけるスプリングドライブを搭載し、薄型ムーブメントでありながら84時間のパワーリザーブを実現している。バンドはクロコダイルを使用しており、なんとも重厚な仕上がりになっている。