知らないと恥ずかしい、高級腕時計店でのマナー
※写真はイメージになります

買い物の姿勢には人柄が表れるといいます。とくに高級腕時計店のような場所では、マナーを守ってスマートに買い物をしたいものです。どのような点に注意すればよいのか、高級腕時計店での必要なマナーについて確認しておきましょう。

高級腕時計店に入ったら次の3つの行動にとくに注意が必要です。

来店時の注意点

服装は高級店だからといってスーツやドレスで行く必要はなく、カジュアルな服装で問題ありません。入店する時間はある程度余裕を持って決めておく必要があります。

高級腕時計で高価な商品ですので、引き渡しまでに機能や取り扱い方法、保管方法、メンテナンスなどについて店員から丁寧な説明があります。したがって、閉店時間間際に駆け込み入店するのはマナーに反するといえるでしょう。

商品を見る際の注意点

質問は接客中の店員ではなく、手が空いている店員にするのがマナーです。質問に限らず、店内では他のお客さんの迷惑にならないように見ることを心がけましょう。店内を見て気に入った商品があれば店員に試着を依頼しますが、正規店では試着OKでも並行輸入品を取り扱っている店では新品の試着はNGというケースもあるので注意が必要です。

試着の際の注意点

腕時計は精密機械なので、試着では商品は丁寧に扱い、傷付けないように注意することが大事です。手に指輪やブレスレットを装着している場合は事前にはずしておいた方が無難です。とくに磁気ネックレスは時計の磁気に影響を与える可能性があるので確実にはずしてから試着しましょう。

また、金属製のベルトであれば問題ありませんが、革製ベルトの場合は自分では装着しにくいので、商品を傷めないためにも店員に手伝ってもらうのが基本です。

初めての場合、高級腕時計店に入るのは敷居が高く感じるものです。しかし、基本的なマナーを守れる人なら店側も歓迎してくれるので、気軽に入店して大丈夫です。もちろん、見るだけでも問題ありません。気に入ったモデルが予算オーバーで買えなかったとしても、いつかは購入したいという目標に変われば有意義なひとときになることでしょう。