大谷翔平選手の愛車ポルシェ「タイカンターボS」は投資対象になる?
※写真はイメージになります

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)優勝の立役者となった大谷翔平選手。2022年8月にポルシェジャパンとアンバサダー契約を結んだことでも話題になりました。この世界的スーパースターが乗っているのがポルシェ「タイカンターボS」と言われています。どんな特徴や魅力があるのでしょうか。また高級車は投資の対象になるのでしょうか。

タイカンターボSとはどんな車?

タイカンターボSは、ポルシェ初の電気自動車(EV)として登場したスポーツサルーンで、すっきりした乗り心地と高速でコーナリングしたときの安定感が両立しているのが魅力の車です。異次元の瞬発力がありながら、2段変速機を搭載しているため自然な加速が可能といいます。

まさにスーパースターに相応しいハイグレードなモデルという印象で、大谷選手はボディカラーが赤のタイカンターボSを所有。いわば定番ともいうべき「真っ赤なポルシェ」に乗っています。

タイカンターボSは投資対象になる?

腕時計と同じく車も人気車種は投資の対象になります。ポルシェの希少な人気モデルは、オークションで億単位の価格で落札されることもあります。現在ポルシェの中古車相場は「911」モデルが人気の中心で高騰していますが、タイカンターボSには値上がりの兆候はあまりないようです。

価格.comの相場を見ても、2020年モデルのタイカンターボSが新車で2,454万円なのに対し、中古車は1,630~2,150万円と一般的な中古車相場のレベルにとどまっています(2023年5月16日時点)。

「webCG」の調べによると、タイカンシリーズは2021年の世界販売台数が4万1,296台で、主力車種の911を上回っていることから、比較的供給が多いことも影響しているのかもしれません。また、タイカンの最初の発表自体が2019年9月とまだ若いため、今後新車の販売が終了したモデルから値上がりしていく可能性はあるでしょう。将来性を考えると魅力的な投資対象といえそうです。

野球には常に完璧を求め、プライベートな時間を自制している大谷選手ですが、愛車を乗り回すときはリラックスした笑顔が見られます。ポルシェマニアとしての一面も魅力のひとつかもしれません。