少ないM&A実績

JALの2023年3月期の売上高は1兆3755億8900万円で、前年度の2.01倍に急増した。旅客需要が回復基調にあるほか、貨物事業に注力したことから大きく伸びた。損益も「財務・法人所得税前損益」が645億6300万円(前年度は2394億9800万円の赤字)となり、黒字転換を果たした。

2024年3月期第1四半期は41.9%の増収、313億8300万円の黒字(前年同期は276億200万円の赤字)を確保。好調な新年度のスタートとなった。

同社はANAとは対照的に企業買収に関する適時開示情報は少ない。2014年に北海道エアシステムを子会社化するなどの取り組みはあるが、近年適時開示した情報はJALUXだけに留まっている。今後、企業買収による成長戦略に舵を切るのか、それともこれまでのスタイルを踏襲するのか。M&Aがコロナ禍後の成長要因の一つに浮上しそうだ。

M&A Online
(画像=2024/3は予想。日本航空は営業利益に代わる指標として、当期利益から法人所得税費用、利息、その他の財務収益・費用を除いた「財務・法人所得税前利益」を公表している、「M&A Online」より引用)

文:M&A Online