(画像=「セブツー」より引用)
リクルートは４月１日、オンライン通販サイト「ポンパレモール」を６月30日をもって終了すると発表した。環境の変化とサービスの利用状況などを総合的に判断し、「ポンパレモール」を終了する。「ポンパレモール」は2013年３月にスタートし、日用品からファッションアイテムまで幅広いジャンルの商品を取り揃えてきた。
近年、後発のオンライン通販サイトの成長は著しく、例えば特に若者世代からの人気を誇る「Qoo10」は「ポンパレモール」と同様に食品からメイク用品、ファッション、インテリアに至る多数の商品を安く購入できる。女性に人気の韓国コスメを数多く取り揃えていることや、数カ月に一度「メガ割」と呼ばれるセール期間を設けることで、多くの顧客の取り込みに成功している。「メガ割」期間中にはSNS上で「Qoo10メガ割のおすすめ商品」が話題になるほどだ。
オンライン通販業界では、こうした競争の激化に伴い、トレンドのブランドやアイテム、そして独自の企画やシステムを取り入れることが生き残る上で必須となってきている。さらにこの先、「2024年問題」対策やこれまでにない新しいサービスの導入が求められるだろう。
「ポンパレモール」での商品販売、ポイントの利用は６月30日まで。マイページ機能は10月１日午前０時をもって終了するという。なお、貯まっていたリクルートポイントはアマゾン（amazon）で利用可能となる。
